1957年に開院し、歯科診療を通して地域の健康に貢献し続けてきた進藤歯科医院。開院当初から「いかに患者さんに負担を与えないよう治療を行うか」をモットーとされています。
診療における負担やリスクを抑えるためにも全身を見た診療を大切にしており、持病や服用している薬もしっかりと確認。繊細な診療を行う進藤先生に、歯科医師としての思いや治療へのこだわりについて詳しく伺いました
全身の健康状態を見た歯科診療で、患者さんの負担が少ない治療に努めています。
患者さんの要望に応えられるのであれば、新しいことも取り入れられるよう勉強を続けています。
たとえば、骨粗鬆症の薬を飲んでいる方ですと歯を抜くと骨が腐り始めてしまうというケースもあるのです。
高齢の患者さんの中には放射線の被害にあったという方もいます。その場合、抜歯したら血が止まらなくなるなどのトラブルも起きやすいので細心の注意を払いながら診療を行っています。
また、歯科医師を続けていると歯周病ケアの重要さも感じます。自覚症状がでにくいのですが、放置してしまうと歯を抜かなくてはいけなくなる可能性も。早期に受診いただければ、スケーリングや薬の投与、歯茎のマッサージなどで改善に向かうことができます。自覚症状の有無に限らず定期的に受診をしていただくのが第一ですが、そうでなくても歯磨きの際に出血があったらすぐにお越しください。
血圧を抑える薬やてんかんの薬を飲んでいる方は薬の影響で歯茎が腫れやすいため、とくにこまめなケアが大切です。
進藤 一彦先生の経歴
1988年 鶴見歯科大学 卒業
1988年~1990年 群馬大学 勤務
1989年~1991年 館林厚生病院 勤務
1991年 進藤歯科医院 勤務
1995年 進藤歯科医院 院長就任
現在に至る
進藤歯科医院 (江東区大島駅近く)を掲載している記事
執筆者:
歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。