歯科医師  進藤 一彦先生(進藤歯科医院 |東京都江東区)インタビュー

    歯科医師  進藤 一彦先生(進藤歯科医院 |東京都江東区)インタビュー
    進藤歯科医院 (江東区大島駅近く)
    進藤 一彦院長

    1957年に開院し、歯科診療を通して地域の健康に貢献し続けてきた進藤歯科医院。開院当初から「いかに患者さんに負担を与えないよう治療を行うか」をモットーとされています。

    診療における負担やリスクを抑えるためにも全身を見た診療を大切にしており、持病や服用している薬もしっかりと確認。繊細な診療を行う進藤先生に、歯科医師としての思いや治療へのこだわりについて詳しく伺いました

    全身の健康状態を見た歯科診療で、患者さんの負担が少ない治療に努めています。

    歯の教科書 編集部
    歯の教科書 編集部

    診療のモットーや大切にしていることをお聞かせください
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    進藤 一彦先生
    「いかに患者さんに負担を与えないよう治療を行うか」ということを念頭に置いて診療を行っています。これは開院当初から変わらないモットーです。

    患者さんの要望に応えられるのであれば、新しいことも取り入れられるよう勉強を続けています。

    歯の教科書 編集部
    歯の教科書 編集部

    高齢の患者さんへの治療で気をつけていることはありますか?
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    進藤 一彦先生
    「全身の健康状態を考えたうえでの歯科治療」というのを大切にしています。糖尿病や高血圧、リウマチ、透析を行っている方など持病を持っている方が多いため、問診票のうえだけでなく実際に会話をして聞くようにしています。おくすり手帳も持ってきてもらい、服用している薬についてもすみずみまで確認していますね。

    たとえば、骨粗鬆症の薬を飲んでいる方ですと歯を抜くと骨が腐り始めてしまうというケースもあるのです。

    高齢の患者さんの中には放射線の被害にあったという方もいます。その場合、抜歯したら血が止まらなくなるなどのトラブルも起きやすいので細心の注意を払いながら診療を行っています。

    歯の教科書 編集部
    歯の教科書 編集部

    力をいれて学んだ治療について教えてください
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    進藤 一彦先生
    歯科口腔外科です。医科と歯科の橋渡しという役割でもあり、全身の状態をみた診療を行うにあたって欠かせない分野だと思います。父も得意としていた分野なので、その影響もありますね。

    また、歯科医師を続けていると歯周病ケアの重要さも感じます。自覚症状がでにくいのですが、放置してしまうと歯を抜かなくてはいけなくなる可能性も。早期に受診いただければ、スケーリングや薬の投与、歯茎のマッサージなどで改善に向かうことができます。自覚症状の有無に限らず定期的に受診をしていただくのが第一ですが、そうでなくても歯磨きの際に出血があったらすぐにお越しください。

    血圧を抑える薬やてんかんの薬を飲んでいる方は薬の影響で歯茎が腫れやすいため、とくにこまめなケアが大切です。

    進藤 一彦先生の経歴

    1988年 鶴見歯科大学 卒業
    1988年~1990年 群馬大学 勤務
    1989年~1991年 館林厚生病院 勤務
    1991年 進藤歯科医院 勤務
    1995年 進藤歯科医院 院長就任
    現在に至る

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    執筆者:歯の教科書 編集部

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