歯科医師 清水 恵美子先生(さくら歯科医院|東京都目黒区)インタビュー

    さくら歯科医院
    清水 恵美子 院長

    さくら歯科医院は歯科医師を始めとするスタッフ全員が女性の歯科医院です。

    開業したのが4月で桜の季節だったため、桜の花を見たときのように、患者さまが笑顔になるような歯科医院にしたいという思いを込めて「さくら歯科医院」という医院名を付けられたのだそうです。

    院長の清水先生は、歯周病治療について研さんを積んだ歯科医師で、治療だけでなくメンテナンスまで末永くサポートする環境づくりに力を入れています。

    清水先生が日ごろどのような気持ちで診療に臨んでいるか、診療で大切にしていることなどをお伺いしました。

    歯科医師を始め全員が女性スタッフ。末永くお付き合いできる歯科医院を目指します

    歯の教科書 編集部
    医院の特徴・設備面や内装でこだわった部分を教えてください
    清水 恵美子先生
    入って正面が壁いっぱいの一枚ガラスになっている診療ユニットです。外が中庭のようになっていて四季折々のお花を楽しんでいただくことができます。

    歯科技工士である私の母が手入れをしているのですが、お花に気づいていただいた患者さんとの会話も弾みます。

    歯の教科書 編集部
    診療において大切にしていることは何ですか?
    清水 恵美子先生
    患者さんとコミュニケーションを取ること、お口の状態とメンテナンスの重要性について理解を深めていただくことです。

    当院では歯周病治療に力を入れています。歯周病は虫歯と違って痛みがないまま症状が進み、気が付いたときには重度になっていることが多いことから「サイレントキラー」とも呼ばれています。

    せっかくセラミックを入れその瞬間はきれいになっても、ケアを怠ってしまうと将来的に歯周病が進行し、歯茎が下がったり、歯茎との境目に黒いラインが出てきたりということが起こります。

    そのため治療においては患者さん自身でケアがしやすい、清掃性がいい状態を作っていくことを重視しています。

    健康な口内環境を維持していくためには患者さまの協力も必要です。お口の状態、予防・メンテナンスの必要性をご理解いただき、健康的な口内環境を維持できるようサポートしてまいります。

    歯の教科書 編集部
    今後目指す姿を教えてください
    清水 恵美子先生
    治療が必要な「マイナス」な状態からプラスの状態に整えるのが歯科医療ですが、健康な状態から「プラス」の状態にできるのも歯科医療だと感じています。

    歯医者は痛い治療をするだけの場所でなく、健康な歯をよりきれいにすることができます。

    歯医者に行けばきれいになれる、病気を予防して健康でいられると思っていただけるような「痛くなくても行きたい場所」になることを目指しています。

    清水 恵美子先生の経歴

    2000年3月 鶴見大学歯学部 卒業
    2000年 同大付属病院第二補綴学教室入局
    2001年 世田谷区、横浜の歯科医院勤務
    2007年4月 さくら歯科医院 開設
    現在に至る

    さくら歯科医院を掲載している記事

    執筆者:歯の教科書 編集部

    歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。