北九州市八幡西区の宮本歯科医院は、平日夜8時30分まで診療しています。診療時間だけでなくアクセス面、院内環境、患者さんとの向き合い方など、それぞれの部分から通いやすさへの配慮を感じられます。
一つひとつの治療や医院作りに対しこだわりを持って取り組まれている宮本先生。そのこだわりや思いについて詳しく伺いました。
コンセプトは「ストレスのない診療所」。細部までこだわり誠実で快適な診療を提供します
歯の教科書 編集部
予防へのアプローチについて教えてください
宮本 健先生
虫歯や歯周病は毎日の習慣が大きく影響しており、甘い物の食べ過ぎや喫煙、歯を磨かず寝てしまう、など悪い習慣を持ったままですと治療をしても再発のリスクがあります。そのため患者さんと一緒に改善できるよう取り組んでいます。
また、糖尿病と歯周病は深い関係にあります。歯周病になると味覚異常をおこし味の濃いものしか美味しいと感じられなくなるという症状があります。そうしますと野菜や薄味のものを不味いと感じてしまい、糖尿病治療に必要な食事指導もうまくいきません。糖尿病に罹患している方にはまず歯周病治療・予防を提案しています。
歯の教科書 編集部
さまざまある分野の中で、先生が得意としている治療は何ですか?
宮本 健先生
床矯正治療(※自由診療)です。床矯正とはなるべく子どもの永久歯を抜かない矯正治療で、小学校1~2年生から始めるのを推奨しています。小学校に入学したら一度歯並びのチェックに来てください。中学生以降は部活などが始まり通いにくくなるため、時間のとれる小学生の間に終了させるのがおすすめです。
子どもはどんどん成長するため、まじめに取り組めば綺麗になりやすいです。顔つきも変わりますし、治療していてやりがいありますね。また噛み合わせが悪くなる原因の口呼吸を改善するため、「あいうべ体操」の指導もしています。
歯の教科書 編集部
医院作りや治療でこだわっていることを教えてください
宮本 健先生
保険診療・自由診療にかかわらず全ての治療において拡大鏡を着用し精密な治療を心がけています。
そのほか医院作りとしては器具の滅菌処理にも力を入れています。二次感染を防ぐための衛生管理は歯科医院としての責務ですから。滅菌器は、表面だけでなくタービンの中の菌まで死滅できるものを2台導入。1台ですと回らなくなる可能性があるためです。パッキングして滅菌し、そのまま保管します。ほかシリンジの先端は使い捨て、持つところはビニールをかけて交換しています。
そのほか医院作りとしては器具の滅菌処理にも力を入れています。二次感染を防ぐための衛生管理は歯科医院としての責務ですから。滅菌器は、表面だけでなくタービンの中の菌まで死滅できるものを2台導入。1台ですと回らなくなる可能性があるためです。パッキングして滅菌し、そのまま保管します。ほかシリンジの先端は使い捨て、持つところはビニールをかけて交換しています。
ホワイトニング(※自由診療)にもこだわりがあります。よく「ホワイトニング治療後は色の濃いものを食べないでください」と注意をされることがありますが、当院のホワイトニングでは歯の表面が荒れない薬剤を使用しているため、直後にカレーやワイン、コーヒーなど色の濃いものも食べることができます。
宮本 健先生の経歴
1958年 北九州市生まれ
1984年 九州大学歯学部 卒業
1984~1990年 愛歯科診療所 勤務(静岡県熱海市)
1990年 宮本歯科医院 開業
現在に至る
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執筆者:
歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。