歯科医師 松前 文章先生(松前歯科医院|大阪府東大阪市)インタビュー

    松前歯科医院
    松前 文章院長

    1983年に開業した松前歯科医院は、地域のホームドクターとして、お子さまからご年配の方まで幅広い世代のお口の健康をサポートしています。

    院長の松前先生が大切にしているのは「患者さま一人ひとりと向き合うこと」。患者さまのお気持ちを第一に考えた治療を提供しています。

    この記事では松前先生が診療において大切にしていること、クリニック全体で日々心がけていることなどを詳しくお伺いします。

    患者さま一人ひとりにあわせたオーダーメイド治療を心がけています。お子さまの歯医者さんデビューもお任せください

    歯の教科書 編集部
    診療のモットー、日ごろ大切にしていることを教えてください
    松前 文章先生
    患者さまのお悩み、ご希望にしっかりと耳を傾けることを大切にしています。

    当たり前ですが、患者さまによって症状やお悩みは異なるため、画一的な治療ではなく、患者さま一人ひとりのお悩みにあわせた治療を行うよう心がけています。

    当院では患者さまにとって納得感のある治療を行うために、話し合うことを欠かしません。そして歯科医師の意見を押し付けないようにしています。ご要望や治療にかんする疑問があれば、遠慮なくご相談ください。

    歯の教科書 編集部
    治療において重視していることを教えてください
    松前 文章先生
    患者さまの天然歯を維持できるよう「できるだけ歯を削らない・神経を抜かない治療」に努めています。

    歯は一度削ってしまうと元に戻すことはできません。健康な歯を少しでも多く残せるよう治療を検討しています。

    また難しい症例の場合、必要に応じてより適した医療機関をご紹介する体制を整えています。

    ご年配の方の場合、服薬しているお薬によっては出血が止まりにくくなる可能性があります。そのため抜歯などの処置が必要な際は連携している歯科口腔外科の歯科医院にご紹介を行い、当院はかかりつけのクリニックとして処置後の経過観察をするということもあります。

    歯の教科書 編集部
    子どもの歯医者さんデビューもご相談できますか?
    松前 文章先生
    はい。当院では小児歯科診療にも力を入れて取り組んでいます。

    小児歯科では、緊急性の高い場合を除いて、いきなり治療を始めることはありません。まずは歯科医院という環境に慣れてもらい、お子さまが自発的に治療に臨めるよう少しずつトレーニングを重ねていきます。

    診療チェアに座ることから始めてみる、先生にお口を見せてみる、うがいをしてみるといった練習を、お子さまのペースにあわせて根気強く行っていきます。

    小児歯科についても、難しい症例の場合は連携している医療機関をご紹介することが可能です。

    歯の教科書 編集部
    どのようなスタッフさんが働いていますか?
    松前 文章先生
    当院は、全員が患者さまとのコミュニケーションを大切にしています。女性スタッフは子育て経験のある者も多く、お子さまとの接し方も上手だなと感じます。

    お子さまが小さく目が離せないと、歯科医院への通院をあきらめてしまう親御さまもいらっしゃるかと思いますが、スタッフがお子さまの見守りに対応いたしますのでどうぞ気兼ねなくご来院ください。

    松前 文章先生の経歴

    1980年3月 岐阜歯科大学(現:朝日大学歯学部) 卒業
    1980年4月 岡歯科医院 勤務
    1983年8月 松前歯科医院 開院
    現在に至る

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    執筆者:歯の教科書 編集部

    歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。