削りたくない人の為に!削らない虫歯治療とは

虫歯になったとき、歯医者さんで削られるか抜歯されるかと怖さを感じる方も多いですが、虫歯治療にはさまざまな方法があります。

この記事では、自由診療(保険適応外)にはなってしまいますが、患者さんの負担が少ない、削らない治療について説明します。虫歯は放置していても治りませんので、歯医者さんへ行くのをためらっている方はぜひ参考にしてください。

この記事の目次

1.削らない虫歯治療方法による治療方法

「歯科用う蝕除去液」を使用した虫歯治療法のメリット、デメリットを紹介します。

 歯科用う蝕除去液を使った治療

虫歯部分に歯科用う蝕除去液を塗布して、柔らかくなった虫歯を専用の器具で除去する方法です。

薬で溶かして除去する為、機械でガリガリ削ることがありません。象牙質の虫歯部分のみを除去することが可能なので、神経を残せる可能性が高く、治療音も静かで恐怖心も和らぎます。

ただ、治療期間が長く保険も適応外です。1本あたり約5000~20000円程度の費用がかかります。

メリット デメリット
治療時に音や振動の恐怖感がない
局所麻酔を使用しなくて済むケースが多い
神経を取らなくて済む可能性が高い
治療時間が長い
悪化した虫歯は治療が出来ない
保険適用外

2.初期虫歯なら削らない可能性も!

2-1初期段階の虫歯であれば元に戻すことも可能

初期段階の虫歯は、歯の表面が白く濁り少し黒ずみがある程度です。この状態であれば虫歯を削らずにフッ素を塗布する虫歯治療法があります。永久歯はフッ素を取り込む力が強いので再石灰化が期待できます。

2-2お子様の歯はシーラントで治療と予防

シーラントとは、奥歯の噛む面の溝にプラスチックを埋め込んで虫歯を予防する方法です。シーラントの材料の中にはフッ化物も含まれており、再石灰化を助ける働きがあるので虫歯へのアプローチにもつながります。

まとめ

今では削らない治療も可能です。費用が少し高くなってしまいますが、興味がある方は歯医者さんに相談すると良いでしょう。虫歯は早めに治療することが大切です。いろいろな治療法を知ることで、治療への抵抗感を減らして早期タイミングで受診しましょう。

経歴

1975年 東京歯科大学 卒業
1975年~1977年 新宿ビル歯科 勤務
1978年 早川歯科医院 開業
現在に至る

執筆者:歯の教科書 編集部

歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。