1975年に開院した塩崎歯科医院は、親子二代にわたり、それぞれの先生の得意分野を活かした歯科診療を提供しています。
塩崎 秀弥先生は、歯科口腔外科、歯科麻酔について研さんを積んだ歯科医師です。恐怖心が強い人でも歯科治療を受けられるよう「リラックス治療」を取り入れるなど、さまざまな工夫をしています。
塩崎 恵子先生は、歯科麻酔、矯正歯科(※自由診療)を担当しており、歯科麻酔については「全身麻酔」、矯正歯科については成人矯正や小児期の矯正も行なっています。
この記事では塩崎歯科の特徴のほか、治療のモットーやこだわりについて先生方にお伺いしました。
不安感を抑えた「リラックス歯科治療」を提供。歯科恐怖症の方や嘔吐反射がある方もご相談ください
歯科業界もどんどん新しい治療方法や設備が登場していますので、可能な限り新しい知識と設備で治療が提供できるように日々努力を続けています。
『リラックス歯科治療』は「静脈内鎮静法」(※自由診療)を用いた歯科治療です。強い恐怖心や嘔吐反射で治療を受けるのが困難な方でも歯科治療を受けることができます。全身麻酔器や全身麻酔用生体情報モニター等の設備を導入し、「全身麻酔」での歯科治療を行うことも可能となっています。
インプラント治療は、歯ぐきを切ったり、骨を削ったりして人工歯根を埋め込む治療で、歯科口腔外科手術の一つとなります。手術の場合、どうしても緊張や恐怖心で血圧や心拍数が上がってしまいますが、「静脈内鎮静法」を併用することによって体の状態を安定させ、またほとんど眠っている状態でインプラント手術を行うことができます。
矯正歯科の分野ではマウスピース矯正を行っています。
小児期の歯並びは、大人の歯の交換に大きく影響します。虫歯で乳歯を失わないことはもちろん大事ですが、小児期の歯並びやあごの成長を正しく促してあげることが必要です。
口呼吸や指しゃぶり等のくせが、あごの成長や歯並びに影響することもあるため、乳歯のときから経過をみていくことが重要です。
私たちは「治療のゴール」は患者さまごとに違うと考えています。痛みを取り除いて虫歯を詰めるというところまでという方もいれば、気になるところを全部治したいという方もいるでしょう。
どこをゴールとするかをしっかりと聞き取り、患者さま一人ひとりのゴールまでの事前準備、必要な治療の説明をしっかりと行っています。治療前にはお口の現状を詳細に把握するため、レントゲン写真や口腔写真を撮影して治療方針を決定します。無理やり治療方針を押し付けるようなことはしませんが、包括的な治療を行わないリスクについてはお話しするようにしています。
セカンドオピニオンにも対応しております。より治療について理解を深めていただけるよう努めてまいりますので、気になることがあれば何でもご質問ください。
塩崎 秀弥先生の経歴
2002年 東京歯科大学 卒業
2006年 東京歯科大学 大学院修了 歯学博士取得
2006年~2007年 国立栃木病院 歯科口腔外科 勤務
2007年~2008年 東京大学医学部附属病院 麻酔科 勤務
2008年~2009年 東京歯科大学 歯学麻酔学講座 助教
2009年~ 医療法人社団 ライオン会 ライオンデンタルクリニック 勤務
2010年~ 塩崎歯科 勤務
2015年~2016年 東京医療技術専門学校 非常勤講師
2016年~ 東京歯科大学 非常勤講師
現在に至る
塩崎 恵子先生の経歴
2005年 東京歯科大学卒業
2009年 東京歯科大学 大学院修了 歯学博士取得
2009年 東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンター 勤務
2010年 東京歯科大学歯科麻酔学講座 助教
2015年 東京歯科大学歯科麻酔学講座 非常勤講師
塩崎歯科 勤務
施術副作用
執筆者:
歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。