歯科医師 島 乃生子先生(しま歯科医院|大阪府大阪市)インタビュー

    しま歯科医院
    島 乃生子院長

    大阪市東成区のしま歯科医院は2012年に開院した歯医者さんで、地域に根差して歯科医療を提供しています。

    院長の島先生は患者さま目線の治療を大切にされている女性の歯科医師です。小さなお子さまの歯医者さんデビューからご年配の方の口腔ケアまで幅広い治療に取り組んでいます。

    この記事では島先生が治療の際に心がけていること、院内の環境づくりのこだわりなどを詳しくお伺いします。

    女性目線の気配り・患者さま目線の診察・痛みの少ない治療を心がけてまいります

    歯の教科書 編集部
    初診の患者さまへ配慮していることを教えてください
    島 乃生子先生
    初診の方の場合、症状やお悩みがあって相談に来たのか、定期検診やクリーニングといったケアを目的として来院されたのかなどをしっかりとお伺いするようにしています。

    患者さまとのコミュニケーションを通して、何を望まれているのかという「主訴」をしっかりと見極めることを心がけています。

    そのあとでお口の状態を説明し、患者さまのご要望を考慮した治療計画をお伝えしています。

    歯の教科書 編集部
    診療のモットー、日ごろから大切にしていることを教えてください
    島 乃生子先生
    『自分や自分の家族が治療を受ける立場になったときどうしてほしいか』ということを念頭において治療にあたっています。

    患者さまを自分や大切な人に置き換えて考え、患者さま目線の治療を忘れないよう心がけています。

    歯の教科書 編集部
    しま歯科医院にはどのようなスタッフさんが働いていますか?
    島 乃生子先生
    細やかな気配りができる、まじめで優しいスタッフが多いです。

    また当院は女性の歯科医師とスタッフがメインで勤めています。男性歯科医師にお口を見られることに対して抵抗感のある方や、大人の男性だと緊張してしまうというお子さまも気兼ねなくご相談ください。

    親知らずの抜歯などの歯科口腔外科は、その分野を得意としている男性歯科医師が対応しております。

    歯の教科書 編集部
    治療時の痛みを和らげるために工夫していることはありますか?
    島 乃生子先生
    レーザー治療器を取り入れた治療を行っています。当院では痛みをなるべく抑えられるよう、熱の発生が少ないレーザー治療器を導入しています。

    レーザーは照射した患部にのみ反応し、周囲の組織やお身体への影響もほとんど現れないため、健康な歯の削り過ぎ等も防ぐことができると考えています。

    歯の教科書 編集部
    歯医者が苦手なお子さまのために工夫していることはありますか?
    島 乃生子先生
    歯科医院が苦手なお子さまは多いですが、まずはとにかく環境に慣れていただくことを第一に考えています。

    お子さまによっては時間がかかりますが、診療チェアに座ってみる、タービンをお口の中に入れてみるといったトレーニングを根気よく行っていきます。

    お子さまが歯医者さん嫌いにならないよう、親御さまにもご協力をいただけたらと思います。

    歯の教科書 編集部
    院内のデザインや空間でこだわった部分はありますか?
    島 乃生子先生
    患者さまにリラックスしていただけるよう、内装・インテリアにこだわり、歯科医院特有の雰囲気を取り去るようにしました。

    当院の診療室は3部屋あり、その内の一つはオペ用の設備を整えています。オペ用の診療室はドイツ製の診療チェアを導入するなど品質にこだわりました。

    また院内感染対策にも真摯に取り組んでおります。待合室と各診療室には空気清浄機を設置しているほか、治療器具の滅菌にはクラスBという高基準を満たした滅菌器を導入しています。

    島 乃生子先生の経歴

    1981年 大阪歯科大学 卒業
         水野歯科医院 勤務
    1983年 寺野歯科医院 勤務
    1986年 シマ歯科医院 開院
    2012年5月 しま歯科 開院
    現在に至る

    しま歯科医院を掲載している記事

    執筆者:歯の教科書 編集部

    歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。