歯科医師 河村 重則先生(河村歯科医院|埼玉県富士見市)インタビュー

    河村歯科医院
    河村 重則院長

    青い看板が目印の河村歯科医院は、院内も青と白を基調に作られています。医療機関特有の雰囲気を取り払ったデザインで、リラックスして過ごせるのではないでしょうか。

    患者さんが納得のいく治療を受けられ、自身の歯と向き合えるようにていねいな説明を大切にしています。

    「患者さんのため」という思いを第一に診療を提供している院長の河村先生。歯科医師としてのこだわりや患者さんへの思いについてお話を伺いました。

    説明を大切にした歯科診療。患者さんのためという思いを第一に、幅広いお悩みに対応しています

    歯の教科書 編集部
    治療方針や大切にしていることをお教えください
    河村 重則先生
    当院では説明を大切にしており、時間をとってお話をしています。レントゲン写真などの画像を見せながら、現状や治療が必要な理由、治療によって改善することなどを詳細に伝えるので、1時間ほどかかることもあります。急患の方にはいったん患部についてのみお話をして、後日説明のために受診してもらうようにしています。

    例えば歯の状態が悪く残せるかどうかが半々の可能性だった時、できる限り残せるよう「やれるところまでやりましょう」とお話ししています。この場合も、説明がないままでは患者さんと歯科医師の思いにギャップが生まれるかもしれません。そうならないためにも、一つひとつの説明は重要なのです。

    また、性別、職種、出産の有無など生活背景次第で歯にかかる負担も変わります。このことをしっかりと説明し、それぞれに合った治療の提供やアドバイスに努めています。

    歯の教科書 編集部
    どのようなスタッフが働いていますか?
    河村 重則先生
    私の思いをスタッフ全員が把握しており、患者さんへの気配りを忘れず接しています。笑顔や話し方など基本的なことから、診療台に座る際には膝掛けをお渡しする、治療後は化粧直しのための鏡をお渡しする、など、患者さんが気持ち良く受診できるよう些細な部分まで配慮するよう取り組んでくれています。
    歯の教科書 編集部
    力を入れている診療はありますか?
    河村 重則先生
    一つの治療に力を入れるのではなく、一般的な歯科診療から根管治療、入れ歯や義歯、詰め物などの補綴治療、見た目を美しくする治療など、幅広い診療に対応できるよう勉強をしてきました。これは、患者さんのどのような悩みにも応えたいためです。保険診療・自由診療のどちらであっても平等に、自分ができることをやりきるよう努めています。

    また、当院のキャパシティーでは不可能と判断した場合無理に処置を行うことはせず、大学病院と連携を取りながら進めていく体制です。

    河村 重則先生の経歴

    1989年 明海大学歯学部 卒業
    1993年 河村歯科医院 開院

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    執筆者:歯の教科書 編集部

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