さいたま市浦和区の橘田歯科医院は、1950年の開院以来、地域に根差し、虫歯にならない口内環境づくりをサポートしています。
老若男女問わず「できる限りリラックスして治療を受けていただきたい」という思いから、小児歯科用の診療室を設置する、笑気麻酔を取り入れるなど院内設備を整えている歯医者さんです。
どのような思いで治療にあたっているのか、患者さんとお話しするときに気を配っていることなど、院長の橘田先生にお伺いしました。
「患者さま主体の治療」・「リラックスして受けられる治療」に努めてまいります
歯科医師の意見を押し付けるようなことはせず、ご要望を聞き取り、患者さまが選択した治療方針の可能性を広げられるよう努めています。
昔に比べ、今は何でもインターネットで調べられるので、事前に受けたい治療を調べてこられる患者さまもいらっしゃいます。
できるだけ患者さまのお考えを尊重できればとは思いますが、検査を行い、歯科医師が見るとそれとは別に本当に必要な治療がわかることもあります。
治療前には、患者さまにはどのような症状があって、どのような治療が必要で、治療後はどのように改善されるのかということをしっかりとご説明いたします。
説明時は口頭だけでなく、レントゲン画像や模型を使いながら見た目にもわかりやすい説明を行います。
疑問や不安を残したまま治療を進めることがないよう、丁寧な説明に努めておりますので、ささいなことでもご質問いただければと思います。
お子さまが嫌がっているのに無理やり治療を行うことで、歯科治療への恐怖心、苦手意識を植え付けてしまうかもしれません。
そのため、小児歯科診療ではお子さまとの信頼関係を重視し、お子さまが自らお口を開けてくれるような環境づくりに努めています。
当院では、通常の診察室とは別に小児歯科の診療室を設けています。なじみのない場所で、ほかの患者さんの治療音が聞こえると、それで不安を感じてしまうお子さまもいるためです。
診療はお子さまの年齢はもちろん、兄弟構成や生活背景などを考慮しながら、お子さまにとって負担の少ない治療方針を検討するようにしています。
笑気麻酔は気持ちを落ち着ける作用のある笑気ガスを吸引する方法で、お子さまの治療や、緊張・不安感の強い患者さまの治療などで使用します。
当院ではできるだけ患者さまにリラックスして治療を受けていただきたいと考えています。そのため嘔吐反射がある方や歯科治療に苦手意識の強い方は、事前の問診でお伝えいただけたらと思います。
橘田 博純先生の経歴
1983年 東京歯科大学 卒業
1983年~ 橘田歯科医院 勤務
1987年 東京歯科大学大学院 修了(歯学博士)
2006年 橘田歯科医院 理事長就任
現在に至る
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歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。