1972年、西荻窪駅から徒歩2分の場所に開院した田中歯科医院。平日は夜19時30分まで診療し、仕事帰りの方も受診しやすいよう配慮しています。
院長の田中先生は、「お口は生きていくうえで重要な役割を持っている」と考えます。そのお口を健康に保つことは全身の健康にもつながるでしょう。この記事では田中先生の治療に対するこだわりや歯科医師としての思いをお聞きしました。
予防のため習慣から改善を図ります。生きていくうえで重要な役割を持つお口を守っていきましょう
歯の教科書 編集部
治療方針、理念をお聞かせください
田中 幹久先生
「お口は命の入り口、心の窓、笑顔の中心」と考えています。全身の健康を守るためにはお口を健康に維持することが欠かせません。生きるために不可欠な食事、そのほか会話や笑顔など社会と関わる重要な役割も担っています。
当院ではそんなお口の健康を維持するため、予防にも注目しています。日々の習慣を改善するところからお口のケアまでサポートし、トラブルを未然に防ぐよう取り組んでいます。
歯の教科書 編集部
予防のためにどのようなアプローチをしていますか?
田中 幹久先生
お口のトラブルは、日々の習慣が原因となっているケースも多いです。たとえばお子さんにも多くみられる「お口を開けっぱなしにしている」こと、そして食事内容、さらに姿勢なども深い関わりがあります。これらの習慣から歯並びが乱れ、歯並びの乱れからトラブルのリスクが高まる、ということです。そのため当院では正しい習慣を身に着けられるようにアドバイスを行っています。
また、自身のお口をしっかり把握している方は少ないでしょう。口腔内カメラで撮影した写真をお見せすることで口内の現状や磨き残しの多い部分を確認してもらいます。それによりセルフケアや通院のモチベーション向上を図っています。
自覚症状の有無にかかわらず三か月を目安に定期検診を推奨しています。それぞれの年齢やライフスタイルに合った予防プランを提案していきます。
歯の教科書 編集部
働いているスタッフはどのような方々ですか?
田中 幹久先生
「患者さんに笑顔になっていただきたい」という思いをもって患者さんに接している、自慢できるスタッフたちです。患者さんからも話しかけやすいのではないでしょうか。暖かいスタッフたちのおかげで、医院全体の雰囲気も明るくなっていると感じます。
歯の教科書 編集部
力を入れて学んできた分野はなんですか?
田中 幹久先生
根管治療です。ベースとなる治療であると考えています。ベースをしっかり行えるようにすることで、そのうえから行う処置も変わってきます。大学院時代から研鑽を積んできているため、深い虫歯にも対応できることがあります。一人で悩まず気兼ねなく相談してください。
田中 幹久先生の経歴
2000年 日本歯科大学新潟生命歯学部 卒業
2005年 日本歯科大学大学院新潟生命歯学研究科博士課程 修了
2005年~2006年 日本歯科大学新潟歯学部歯科保存学第1講座 勤務
2006年~2012年 医療法人社団政和会鈴木歯科医院 勤務
2012年~2019年 田中歯科医院 勤務
2019年 田中歯科医院 院長就任
現在に至る
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執筆者:
歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。