歯が黒いのは何故!?黒くなる7つの原因と治す方法とは

歯が黒いのは何故!?黒くなる7つの原因と治す方法とは

歯が黒ずんでいると、食事をするときや人と話すときも、口元が気になってしまいますね。歯が黒くなる原因は主に7つあります。黒くても問題ない歯もあれば、治療をしなければ、どんどん悪化してしまう場合もあります。この記事では、歯が黒くなってしまう原因とその対処法について解説します。歯を白くするおすすめ方法も紹介していますので、歯の黒ずみが気になっている方はぜひ参考にしてください。

この記事の目次

1.歯が黒い7つの原因と対処法

1-1.歯の神経がない

歯の神経が死んでいる

ひどい虫歯になると、歯医者さんから「歯の神経を抜きましょう」と言われることがあります。歯の神経を抜くことを、歯科用語では「抜髄」(ばつずい)と言いますが、抜髄をして歯の神経を抜くと、歯は水分を失い黒ずんでしまいます。これは、歯が神経を失うことにより、象牙質に栄養が届かなくなるために起こります。神経を抜いてしまった歯は死んだも同じことなので、寿命も短くなってしまいます。治療をしても痛みがどうしても引かないと判断される場合を除いて、なるべく神経を抜かない方がよいでしょう。

◆対処法

神経を抜いて黒ずんでいる歯を白くするには、2通りの方法があります。

・神経のない歯にできるホワイトニングをする

一般的に歯医者さんで行われているホワイトニングである、「オフィスホワイトニング」や、「ホームホワイトニング」は、歯の神経がない歯に対してはおこなうことができません。神経のない歯に対して行うことのできるホワイトニングは「ウォーキングブリーチ」といい、専用の漂白剤を歯の中に封入することで、象牙質に直接作用させて歯を白くしていきます。自分の望む白さにするには、変色の度合いに応じてこれを数回繰り返す必要があります。

・セラミックの被せものをする

かつては、セラミックの被せものはほとんどが自由診療でした。しかし現在、デジタル技術を用いた新しい歯の被せものの保険適用が広がっています。上下ともものを噛みちぎる役割をもつ6本の犬歯と、ものを噛み砕く役割をもつ第1、2小臼歯は条件にかかわらず、デジタル技術を駆使した「ハイブリット・セラミック」を保険にて作ることができるようになりました。自分の歯の色に近い色で作成することができる装置のため、見た目に違和感のない仕上がりになります。

ただし、詰め物では保険適用されず、被せもののみとなることや、削る必要のない歯に対しては、適用となりません。興味のある方はかかりつけの歯医者さんで相談してみましょう。

【関連記事】
「虫歯治療した詰め物が取れてしまった時の対処法/選び方」

1-2.虫歯になっている

中の虫歯

虫歯になると、歯のエナメル質に含まれるリンやミネラルが抜けてしまい、色が黒くなります。虫歯が大きく進行している場合は、削る必要があり、放置していても治ることはありません。小さな虫歯のような黒い点が歯についている場合でも、実は内部で大きく侵食されている可能性があります。

◆対処法

歯の中で虫歯が進行しているのかわからない場合は、レーザー虫歯診断器(ダイアグノデント)がある歯医者さんで治療を受けましょう。レーザー虫歯診断器とは、レーザーで虫歯の進行度を調べる機器であり、視診よりも2倍近く虫歯を発見することができます。歯が黒ずんでいて、痛みがあるようであれば、歯医者さんへ行くことをおすすめします。

【関連記事】
「虫歯の治療費はいくらかかる?進行度別で見る歯医者さんでの治療の値段」

1-3.着色やタバコのヤニの汚れ

歯の裏側にヤニが付着している

歯が黒ずんでしまう原因として、着色汚れが考えられます。歯の着色は、毎日の食事でどんどん蓄積されて、カレーやワインなどの色が強い食べ物は、特に色が付着しやすいと言えます。また、タバコのヤニも、着色汚れの大きな原因の一つです。

◆対処法

・歯医者さんで落とす

歯医者さんでは、「PMCT(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」と呼ばれる施術をおこなっています。歯科衛生士が専用の機械を用いて、歯の表面に付着している歯垢を除去してくれます。歯石を除去する目的で行う「スケーリング」では落としきれない着色汚れやたばこのヤニなども除去することができ、それらが原因の黒ずみならば歯を白くすることができます。

PMCTは原則、自由診療で行うことがほとんどで、歯医者さんによっても費用や内容は異なります。

・自分で着色汚れを落とす

自宅で手軽に着色汚れを落とすには、毎日の歯磨きにホワイトニングに効果の高い歯磨き粉を使用するのも良いでしょう。

1-4. 詰め物の劣化

歯の詰め物が劣化すると、黒ずんでくることがあります。一般的にはセラミックの耐用年数は約3、4年と考えられています。ある程度色が変化してきたのであれば、削って治療をすることになります。

◆対処法

黒ずみが気になるようであれば、審美性の高いセラミックを入れると、綺麗な歯を手に入れることができます。

1-5.歯石が黒い

歯石の色は白いと考えている方がほとんどかもしれませんが、歯周病が進むと、歯ぐきが下がることで、歯と歯ぐきの境目から黒い歯石が目立つことがあります。そのせいで、歯全体が黒ずんで見えてしまうことがあります。

◆対処法

まずは歯のクリーニングをして、歯石を取りましょう。専用の機械を使うことでしっかりと除去することができます。しかし、歯周病が進行しているのであれば、繰り返し黒い歯石が付着してしまうので、歯周病治療を受けると良いでしょう。

1-6.金属イオンがもれている

銀歯をしている人であれば、金属イオンが漏れ出して、歯が黒くなることがあります。金属というのは、濡れてくると空気中の硫黄分と反応して黒くなります。そうなると、歯茎に浸透してしまい、黒ずんでしまいます。

◆対処法

黒ずんでしまった部分は、削らないと白くする事は出来ません。先程も紹介した、セラミックの詰め物をすると綺麗に仕上がります。

1-7.薬の影響

妊婦や授乳中の女性、または永久歯が生え始める小児など、テトラサイクリン系の抗生物質を多量に投与された場合、副作用で歯が黒く変色することがあります。その時期の歯に含まれるカルシウムと抗生物質中のテトラサイクリンが結合することで歯に沈着し、紫外線にあたることで色が濃くなります。

◆対処法

テトラサイクリン系の抗生物質による歯の黒ずみは、ホワイトニング、マニキュア、ラミネートベニア、セラミックの被せものなど、いくつか対処法が挙げられますが、どれも一長一短があるため、かかりつけの歯医者さんと相談しましょう。それぞれの施術の特徴については以下です。

・ホワイトニング

変色度合いにより、ホワイトニングでも対応可能な場合がありますが、均等に白くすることができず、色むらが出てしまいます。

・マニキュア

歯の表面にマニキュアを塗ることで歯を白くします。歯を削ることなく施術が可能ですが、一般的にはマニキュアの接着力が弱く、長く持ちません。定期的なメンテナンスを必要とします。

・ラミネートベニア

歯の表面を一層削り、セラミックの白いシェルを貼り付けます。歯を削るため、元の歯に戻ることはできません。

・セラミックの被せもの(クラウン)

歯を全体的に削り、型どりした技工物を被せます。歯を削るため、元の歯に戻ることはでません。

2.歯を白くする3つの方法

2-1.ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使う

毎日使う歯磨き粉を、ホワイトニング効果のあるタイプに変更するだけで、着色汚れを落とすことが出来ます。ホワイトニング効果のある歯磨き粉であれば研磨力が強いタイプの物が多く、汚れを分解するタイプの歯磨き粉もあります。

2-2.自由診療のクリーニング(PMTC)を受ける

PMTCPMTC(professional mechanical tooth cleaning)というクリーニング方法があります。PMTCとは、歯のクリーニングのプロである歯科衛生士が、専用の機械を使用して汚れを除去する治療です。

着色汚れを落とすのには効果が高く、虫歯予防にもおすすめです。費用に関しては、自由治療になりますので5,000~30,000円程度になります。

2-3.歯医者さんでホワイトニングを行う

ホワイトニング

歯を白くする方法として、定番なのがホワイトニングです。

歯医者さんでのホワイトニング方法は主に3つあり、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングです。その両方を合わせた方法を、デュアルホワイトニングと言います。なお、こちらのホワイトニングは、基本的には神経のある歯に対して行われます。

◆ホームホワイトニング

歯医者さんでオーダーメイドのマウスピースを作り、自宅で好きな時間にホワイトニングをする方法です。自分の望む白さを手に入れることが出来て、白さを保つ効果も長いので、人気のホワイトニングになります。しかし、白くなるまでの期間は、他のホワイトニング方法と比べると時間が掛かってしまいますので、すぐにでも白くしたい方はオフィスホワイトニングがおすすめです。

◆オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、薬剤を歯に塗布して、歯医者さんにある専用の機械で光を当てて、白くする方法になります。白くなるのが早く、1回でも白くなるのが実感できますので、数回通院する必要がありません。しかし、白さを保つ期間が短いので、結婚式や面接など、すぐに白くしたい場合におすすめのホワイトニングになります。

◆デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用して行うホワイトニングになります。なので、効果も長く、白くなるのも早いです。しかし、費用が併用するので最も高く、予算に余裕がある方におすすめです。

3.まとめ

歯を黒くする原因は、主に7つあります。放置しても問題ない黒い歯もありますが、早く治療をした方がいい歯もあります。着色汚れや虫歯はもちろんのこと、神経を抜いて黒く変色した歯も、白くできる場合があります。ぜひ、参考にしてみて下さい。

執筆者:歯の教科書 編集部

執筆者:歯の教科書 編集部

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2018-11-27T12:41:02+00:00
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