歯が痛い!寝られないほどの痛みに応じた応急処置と、歯医者さんでの対処法

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歯が痛いけれどなかなか歯医者さんに行けないという方はいませんか? 平日は忙しく、土日は歯医者さんが休み…かかりつけの歯医者さんは人気で予約がとれないと、ついつい先延ばしにしているうちに、夜寝られないほどに痛みが酷くなることがあります。

この記事では、もしものときの応急処置についてお伝えしていきます。そして、すぐに歯医者さんに予約を取って治療してもらうようにしましょう。

1. 寝られないほどの激しい歯痛を止めるための処置

夜間や仕事中といった身動きが取れない時でも、すぐに対処できる手軽な方法ばかりです。

1-1 市販の痛み止めで抑える

応急処置で一番効果があるのは痛み止めです。市販で買えるもので十分効果があります。
飲み薬から塗るタイプのものまで、自分に合ったものを選択しましょう。

1-2 歯を磨いて口の中を清潔にする

食後に口の中に残った食べカスが歯や神経を圧迫して、歯痛が起きることがあります。歯の詰め物が取れてしまった場合など、空いた穴に入り込んでしまって痛むことが多いです。
歯ブラシで取り除いてあげることで、歯痛が治まることがあります。患部を刺激すると逆効果になるので、優しくゆっくりとブラッシングするようにしましょう。

1-3 患部を頬から冷やす

虫歯になると周囲が炎症を起こして腫れることがあります。患部を冷やしてあげることで炎症が抑えられて痛みが和らぎます。

鏡で確認して虫歯だと思われる場合は、冷たく濡らしたタオルや氷水を頬から患部に当てましょう。ただし、氷を直接口に含んだりすると、虫歯にしみることがあるので注意してください。

1-4 手のツボを押して歯痛を和らげる

歯痛を和らげるのに効果的なツボがあります。ただ、ツボの刺激に関しては際限がないため、決して無理をせず、出血するくらい行わないように注意をしてください。

合谷(ごうこく)

手の甲にあるツボで、歯痛に非常に効果があると言われています。
人差し指と親指の間にあります。ここをグッと力いっぱい押します。

歯痛点(しつうてん)

手の平にあるツボで、名前の通り、歯の痛みに非常に効果があると言われています。
中指と薬指の付け根の間にあります。
ここを人差し指と親指で挟んでグッと力を込めます。

2.歯痛の時の禁止事項

硬い物や刺激の強い物は食べない、炭酸飲料や甘い飲み物は飲まないことが大前提です。
その上で、次のことにも注意しましょう。

2-1患部を温める

歯痛が続いている状態で、体を温めると血行が良くなって痛みが悪化することがあります。入浴は控えてぬるめのシャワーを浴びる程度にしましょう。

運動をすることで血行が良くなるので、体を動かすことは控えてください。

2-2患部に触れる

痛みのあまり患部の状態が気になっても、いじるのは避けましょう。手に付いた細菌が入り込むことで、さらに状態が悪化する可能性があります。

歯を抑えたり、揺らしたりしても歯痛はなくなりません。手だけでなく舌でも触れないように気を付けましょう。

2-3 お酒を飲む

歯痛を紛らわそうとしてお酒を飲んではいけません。
脳の中枢が麻痺して一時的に痛みを忘れることがあっても、入浴と同じで血行が良くなるので後から痛みが増します。

2-4 タバコを吸う

気持ちを落ち着かせようとしてタバコを吸うのもいけません。タバコも血行を良くしてしまいます。歯を刺激する成分も含まれているので、歯痛を悪化させてしまうだけです。

3.歯痛の原因

歯痛の応急処置で痛みが和らいでも、治ったわけではありません。痛みは歯の異常を知らせるサインです。歯医者さんで治しましょう。
ここでは歯痛の原因と思われる歯の症状をお伝えします。

3-1虫歯

歯が痛い原因で一番多いのが虫歯です。
歯が黒くなっている、穴があいている、欠けているなど鏡を見てすぐに虫歯だと分かることもあるのですが、歯と歯の間や歯の裏側などは自分では気づきにくいでしょう。

自分で見つけられないと、歯周病で歯茎が下がったり、歯が欠けたりすることで起きる知覚過敏だと判断して、自分でケアをして歯医者さんに行くのが遅れることがあります。
虫歯が進めば進むほど、治療にかかる時間と費用が増えるので、虫歯を見つけられないからといって早急な判断はいけません。

3-2 治療中の歯

虫歯の治療を受けていたけど、忙しくて途中で行かなくなったケースもあると思います。虫歯の状態がひどいほど、治療は長引きます。何度も通うのは大変なので、痛みが止まったら行くのをやめてしまう方もいるのではないでしょうか。

しかし、当然、治療中なので痛みは再発しますし、無防備な状態になっているので悪化することもあります。

3-3歯の欠損

歯ぎしりの癖がある人や、噛み合わせに問題がある人、以前に治療を受けた歯が弱くなった人は、歯が欠損したり、ひどいと割れたりすることがあります。
歯の神経が露出している状態のため、痛みを感じてしまいます。

また、噛み合わせが悪い人は顎への負担がかかっているので、顎の痛みを歯の痛みだと勘違いしている場合があります。

3-4歯茎の炎症

歯茎が腫れることで痛みを感じることがあります。ブラッシングが行き届いていないために、口の中が清潔ではないことです。磨き残した食べ物のカスのせいで、細菌が繁殖してしまうのです。放っておくと、次の段階を得て歯周病が進行します。

歯肉炎

歯と歯茎の間にある溝に溜まった歯垢(プラーク)のせいで、溝が炎症で腫れてしまう。
歯茎の腫れや出血が見られるようになる。

歯周炎

歯肉炎が進むと、歯と歯茎の間にある溝が広がって隙間が広くなる。
歯周ポケットと呼び、歯を支える骨を溶かしてしまっている状態。

3-5 歯髄炎

歯の神経や血管のある場所に細菌が入り込んでしまい、腫れて痛みを引き起こします。ズキズキとした痛みが特徴で、進行に合わせて痛みは増していきます。

虫歯や歯周病が原因で起こる以外にも、歯の外傷や体の他の部位の炎症が移ることでも起きます。重度の歯髄炎になると、歯の神経を抜くしかなくなります。

3-6 親知らず

親知らずは乳歯から永久歯への生え変わりで、最後に生えてくる奥歯です。現代人は顎が小さくなっているので、親知らずがまっすぐ生えるスペースがないため、歯にトラブルが起きる人が多いです。

親知らずがまっすぐ生えてこないせいで、ブラッシングで毛先をしっかり当てられずに磨き残しが出る可能性があります。これにより、歯肉に炎症が起きたり、虫歯になったりすることが少なくありません。

親知らずが真横に生えてきたせいで、噛み合わせが悪くなることがあります。片方だけで噛むようになって顎の負担が偏ることで、顎関節症を引き起こしてしまいます。

4.まとめ

歯の痛みは我慢しづらいものです。痛くてじっとしていられないので、仕事にも差し支えますし、休もうと思って横になっても痛みは収まりません。

応急処置はあくまでも一時的なものです。すぐに歯医者さんで治療して、痛みの原因を完全に取り除きましょう。

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