1933年に開院した渋谷歯科医院は、大宮駅周辺に位置する地域密着型の歯医者さんです。女性の院長先生が在籍していることで、女性や子どもの患者さんも相談しやすいでしょう。
仕事もこの町も大好きだという武田先生は、元気でいる限り歯科医師を続けていきたいとおっしゃっています。
この記事では武田先生が歯科医師として心がけていること、大切にしていることについて伺いました。
患者さんを第一に考えた地域密着型の歯科医院。いつまでも自身の歯で過ごせるようお手伝いします
歯の教科書 編集部
治療方針、大切にしていることをお聞かせください
武田 京子先生
患者さんを第一に考えることが当院のモットーです。これは私だけでなく、働いているスタッフ全員が念頭に置いています。
またスタッフたちとのチームワークも大切にし、皆で地域の方の健康をサポートしようと歯科診療に取り組んでいます。
歯の教科書 編集部
初めて受診する方に向けて心がけていることはありますか?
武田 京子先生
初めてお会いする方ですから、まず何をしたいかをしっかり聞くようにしています。同じような症状にみえても原因や悩み、望むゴールは患者さんによってさまざまです。患者さんの立場にたち一人ひとりに寄り添っています。
また説明もわかりやすいよう工夫しています。レントゲン撮影だけでなく口腔内カメラでもお口の中を撮影し、写真をお見せしながら説明しています。口腔内カメラの写真は患者さんにとってもイメージしやすい材料になるかと思います。
専門用語を控え馴染みのある言葉を使用するよう心がけていますが、わからない部分があれば気軽にご質問ください。
歯の教科書 編集部
力を入れて学んできた分野はなんですか?
武田 京子先生
保存治療です。これは歯科診療の中でも根本であると考えています。いつまでも自身の歯で食事ができるようお手伝いしたいと思っております。
歯の教科書 編集部
予防に対するアプローチについて教えてください
武田 京子先生
長い目で見たとき、痛みが出てから受診するのではなく、痛みが出ないように受診することが負担の軽減にもつながります。いつまでも自分自身の歯ですごせるよう、日頃のケアや定期的な受診を行いましょう。
当院の予防歯科ではクリーニングで歯石を除去するほか、ブラッシング指導にも注力しています。時には染め出し液を使用し、目で見て磨き残しがわかるよう工夫しています。
武田 京子先生の経歴
1973年 日本大学 卒業
1973年 篠田歯科医院 勤務
2003年 渋谷歯科医院 院長就任
現在に至る
渋谷歯科医院を掲載している記事
執筆者:
歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。