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歯科検診はお得!?知っておきたい歯科検診の費用と頻度

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職場や学校などで定期的な内科検診は受けているけれど、「歯科検診はあまり行ったことがない」という人が多いのではないでしょうか。口内環境を定期的にチェックしていると、「虫歯が悪化するリスク」を減らすことができます。大切な歯を削ったり、痛い思いをしたりしないように、ぜひ、定期的な歯科検診を受けましょう。

何よりも、生涯に渡り健康な歯で美味しい料理を食べることもできます。特に口内が荒れやすい妊婦さんや虫歯になりやすい子供は、歯科検診を前向きに検討していただきたいと思います。

多くの人が「健康な歯を維持したい」という認識を持っていると思います。しかし、「歯科検診の費用」や「歯科検診で具体的に何をするのか」を知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、こちらの記事では「歯科検診の費用相場」や「検診内容」を紹介していきたいと思います。

1.歯科検診の費用の相場

最初に、歯科検診にかかる費用の相場を考えてみたいと思います。「定期的に歯科検診を受けている場合」と「虫歯がひどくなってから治療を受ける場合」では、どちらが得なのでしょう? 言うまでもありませんが、生涯にかかる歯科治療費を減らすためには、定期検診を受けたほうが得になります。

1-1 歯科検診の費用は3,500円~1万円程度!

日本の健康保険は「治療のための制度」なので、予防目的の歯科検診には適用されません。ただ、何らかの自覚症状があり、結果的に虫歯・歯周病が見つかれば「検査・治療」がまとめて保険適用になります。成人であれば、たいていは歯周病にかかっているので、現実的には「歯周基本検査の結果、歯周病と診断されて保険適用に…」となる場合が多いでしょう。

虫歯・歯周病などが見つかれば、検診と初回の治療をあわせて保険内―3,500円くらいに落ち着くことが多いです。仮に検診の結果、何も見つからないと、「予防目的の受診」となり、保険外―6,000円~1万円程度になることもあります。

1-2 歯科検診に行かない場合の費用

それでは、歯科検診で予防せず実際に歯が痛みだしてから歯医者に行った場合、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか。進行度合いや虫歯の本数にもよりますが、保険適応の範囲で治療を済ませた場合は、一か所の治療で2,000円~1万5,000円程度です。複数虫歯がある場合や、歯が抜けた場合にはそれ以上に費用がかかる場合もあります。

見た目を損なわずに治療したいならば、保険適応外の自由診療となり、安くて1万円、高い場合は20万円にも上ります。

軽度の虫歯の段階ですぐに治療すれば安く済むこともありますが、多くの患者さんは「歯がズキズキと痛む段階」になってから治療を受けます。この場合、すでに進行した虫歯なので、1本の歯を治すために何度も通院しなければなりません。1本あたり、総額1万円くらいにはなるでしょう。当然、ほかに虫歯があれば、治療費はさらに上がります。

こう考えると、歯科検診で仮に1万円の費用がかかったとしても、「歯を削らずに済む」というメリットも含めて、「検診を受けるほうがずっと得になる」と言えます。

2.歯科検診では実際に、何をするのか?

2-1 歯科検診ですることとそれぞれの費用

歯科検診では、実際に何をするのでしょうか。歯科検診の目的は、口の中に異常がないかチェックし、虫歯や歯周病を未然に防ぐことです。具体的な費用の目安は下記の通りです。

《保険外…異常がなかった場合》
パノラマレントゲン:6,500円程度
歯周基本検査:3,000円程度
ブラッシング指導:1,200円程度

《保険内…虫歯・歯周病が見つかった場合》
パノラマレントゲン:1,206円
歯周基本検査:600円
ブラッシング指導:240円(歯科衛生実地指導料)

保険外の場合に「~円程度」となっているのは、自由診療の場合、医院ごとに費用を自由に設定できるからです。ただ、多くの歯科医院では自由診療の際、「保険診療を10割負担にした金額を1.3~1.5倍した額面」に設定しています。この傾向を利用して、基本的な検査項目の費用概算をおこなったのが、上記の計算結果です。顎全体のパノラマレントゲンを撮影したとしても、合計1万円くらいに落ち着く可能性が高いでしょう。

ただ、現実問題、ほとんどの人は歯周基本検査で歯周病が見つかり、保険内の金額になると思います。その場合、検査費に治療費が上乗せされますが、保険が適用されるので3割負担になります。

2-2 どれくらいの頻度で通えばいいのか

多くの歯科医師は3ヶ月から半年に一度の歯科検診を推奨しています。歯垢が歯石に変わるのは2日~14日程度、歯石がついてくるのが3ヶ月くらいと言われており、前回メンテナンスからそれ以上日を開けると歯石の除去も大変になってしまいます。

3.子持ちの方、妊婦の方はまず自治体の無料検診をチェック!

3-1 子供の場合、歯科検診で注意すること

子供の場合、1歳6ヶ月児と3歳児に対して行われる「乳幼児健康診査」の一つとして、全国の自治体で歯科検診を無料で受けることができます。

また、自治体によっては1歳6ヶ月と3歳以外の年齢でも無料の歯科検診を実施していることがありますので、まずはお住まいの自治体ホームページをチェックしてみましょう。

妊婦の方も同様に、無料で歯科検診を受けることができる場合があります。母子手帳に無料チケットが付いている場合や、妊婦向けの歯科検診が開催されることがあるので、自治体ホームページを見てみましょう。

3-2 妊婦の場合、歯科検診で注意すること

妊娠中は、ホルモンが10倍から1000倍になると言われています。ホルモンの増加は口内にも影響し、歯肉炎になりやすくなります。また、つわりの影響でブラッシングが困難になり、虫歯にもなりやすいのです。定期的な妊婦検診では口内の診断は行わないので、自分で歯科検診に行くしかありません。

しかし、歯科検診に行く場合は時期に気をつけましょう。妊婦の場合は、安定期に入った16週から28週の間に歯科検診に通うことが推奨されています。つわりが減退していて、まだお腹がそこまで大きくなっていない時期です。

また、妊婦の方が気になるのはレントゲンや麻酔、投薬の影響ではないかと思います。レントゲンは、腹部から離れているので胎児に放射線が当たることはありませんし、麻酔も通常の量であれば、ほとんど影響はありません。

とはいえ、基本的にはレントゲン、麻酔、投薬を控えることが多いですが、痛み止めなどの処置をおこなう方が有益である場合は処置を進めることもあります。気になる方は医師とよく相談して決めましょう。

4.歯科検診はどこの歯医者さんに行くべきなのか

それでは、歯科検診に行く際はどこの歯科医院に行けば良いのでしょうか。いつも受診している歯科医院がある場合は、まずはそちらに行くのもありです。ですが、特に決まっている歯科医院がない場合、「予防歯科」に力を入れている歯医者さんに行くことをおすすめします。

予防歯科とは、虫歯や歯周病を未然に防ぐことを目的としています。歯科検診は歯をいつまでも健康に保ち、事前に虫歯や歯周病を予防することが目的ですから、予防歯科に力を入れている歯医者さんで受診したいですよね。歯医者さんのホームページや歯医者さんの予約サイトに、各医院で注力している分野が書かれていますので、そこに予防歯科と書かれている歯医者さんを選びましょう。

5.まとめ

歯科検診にかかる費用を高いと見るか、安いと見るかは人によって異なるかもしれません。ただ、歯の予防は歯の美しさの予防でもあり、全身の健康の予防でもあることを考えると決して高くないのではないでしょうか。歯科検診はある意味、保険のようなものです。

定期的に費用をかけることで、虫歯治療という大事になってしまうリスクを低減することができるのです。きちんと自宅でセルフケアをすると同時に、定期的な歯科検診でプロにしかできないチェックとブラッシングをしてもらうことでいつまでも美しい歯を保ちましょう。

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