歯の異変

奥歯の歯茎が痛い!痛みを軽減させる3つの対策法と歯科治療

18,574view

奥歯に痛みが出ると、顎全体にも痛みが広がってしまう恐れがあります。これは放散痛(ほうさんつう)といって、痛みが広い範囲に拡大していってしまいます。

例えば、上の奥歯に大きな虫歯があるのが原因なのに、下の奥歯も痛いと感じる事があります。そのため、歯医者に行ってレントゲンを撮る時には、全体のレントゲンを撮影する事が多いです。レントゲンを撮れば、何が原因で奥歯が痛んでいるのか分かり、正しい治療法を行う事ができます。

この記事では、奥歯の歯茎の痛みを軽減させる方法や痛みの原因、歯医者さんでの治療なども紹介しています。

1.奥歯の歯茎の痛みを軽減させる3つの対策法

奥歯がなぜか急に痛み出した経験はありませんか? 歯周病は細菌感染によって、歯を支えている周りの組織が損傷を受けてしまう病気です。

歯茎の痛みを軽減させるには、歯茎を冷やしたり、柔らかい歯ブラシを使ったケアや、鎮痛剤を使う事がおすすめです。この章では、ご家庭ですぐにできる3つの対策法を紹介していきます。

1-1 歯茎を冷やす

歯痛の原因が虫歯であれば、その発生源となっている部分の痛みを抑えてあげれば、改善できます。虫歯は、歯の中で血液が増えてしまい、神経を圧迫する事で、痛みが出てしまうのです。

血液量を減らすには、血液の流れの速度を遅くすればいいのです。そのためにも、冷たい水を口に含んだり、保冷材を虫歯周辺に当てて、冷却するといいでしょう。

1-2 歯茎をやらわかタイプ歯ブラシで磨く

歯周病が原因で痛みがある場合には、柔らかめの歯ブラシで磨いてあげましょう。痛いからといって、歯垢をそのままにしておくと、痛みはいつまでたっても改善しません。

1-3 痛み止めの薬を処方する

痛みをすぐに鎮めたい場合、鎮痛剤である「ロキソニン」などを服用して応急処置を施すことができます。

また、炎症を起こしている場合は歯医者さんで抗生物質を処方してもらいましょう。たとえ奥歯の痛みが歯肉炎によるものだとしても、抗生物質などの痛み止めを処方してもらう事ができます。

2.奥歯の歯茎が痛い原因と歯科治療

奥歯の歯茎が腫れて痛む場合、まずは歯周病を疑ってみてください。歯周病は、症状がないまま進行してしまう病気です。

特に、奥歯は噛む力が大きいので、歯周病の進行もそれだけ速くなってしまいます。歯茎の腫れは疲れている時や、身体の抵抗力が弱っている時にさらに出やすくなります。

2-1 歯周病が原因による痛み

歯石は、歯周病菌の住処となり、歯周病の原因となり得るものです。しかし、歯石は自分では取る事ができず、そのままにしてしまうと歯茎の中まで溜まってしまい、進行した結果、周りの骨を溶かしてしまいます。

また、親知らずやブリッジ、入れ歯なども歯周病の原因になりやすいのです。親知らずは、気付いたら早めに抜くようにしましょう。ストレスも歯周病を悪化させる原因です。

ご家庭でもストレス解消を行い、歯磨きの徹底やデンタルフロスの習慣を作ることで、歯周病予防が可能です。

2-2 歯周病以外の原因(虫歯、膿、親知らず)

奥歯の歯茎が痛くなってしまうのは、歯茎が腫れて炎症を起こしているからです。歯茎が腫れてしまうのは、虫歯や歯周病などが原因であると考えられます。

しかし、20代の方など年齢的にも若い方でしたら、親知らずが原因の場合が多いといわれています。上に親知らずが生えている場合、下の盛り上がってきた歯肉に当たってしまい噛んでしまうので、歯肉が傷ついて痛みが出てきます。

また、根の先に膿が溜まっていても、歯茎が痛むケースがあります。根の先に膿が溜まる病気の歯根嚢胞(しこんのうほう)は、症状が全くないまま進行してしまう事が多いです。そのため、痛みに気付く頃には、かなり膿の袋が大きくなっている可能性もあります。痛みはやがて顎全体に広がっていきます。

銀歯の下で、気づかぬうちに虫歯が進行していて、奥歯の歯茎が痛んでしまう事もあります。奥歯に銀歯を入れている人も多く、銀歯の下に広がっている虫歯は、目では分からず、気付かぬまま虫歯の症状が進行してしまうケースも少なくありません。

銀歯は劣化しやすいため、歯と銀歯の隙間から虫歯になりやすく、神経まで達すると、痛みが増してしまいます。

2-3 歯医者さんで行う治療法

歯周病は、重症になると、外科的な処置をとったり、歯を抜いたりしなければならなくなります。歯石が蓄積しないようにするためにも、できれば一年のうちに3回は、歯医者さんで歯石を取ってもらうようにしましょう。

また、歯周病だけでなく、虫歯や親知らずが原因の場合も歯医者さんで適切な処置を行ってもらう必要があります。

歯医者さんでは、歯磨きやデンタルフロスを使った磨き残しを防ぐ対策も教えてくれるので、口内環境のアドバイザーとしてぜひ役立ててみてください。

下記の歯科予約サイトから自分に合った歯医者さんを探せます

http://haisha-yoyaku.jp/(EPARK歯科)

3.痛みが原因で身体に感じる症状

奥歯が痛むのと同時に、身体にも痛みが生じる場合もあります。一見、歯と身体は関係ないと思いがちですが、神経でつながっているので、互いに影響し合います。

3-1 急に肩こりになった

奥歯が痛むと、痛みを意識してしまうため、噛み合わせや噛み方がいつもと変わってしまう場合があります。顎や首、肩は筋肉でつながっているので、奥歯の痛みのせいでこのバランスが崩れてしまうと、おかしな筋肉の緊張が発生し、肩こりにつながってしまいます。

3-2 風邪っぽい

風邪は全身的なウィルス疾患です。風邪をひいてしまうと免疫力が低下してしまいます。身体が弱ってしまうと血流が悪くなり、歯痛を引き起こす可能性もあります。

全く関係なさそうな風邪と歯痛なのですが、実は関係性があったのです。奥歯の痛みがひどくても、風邪が治れば、歯痛も自然に治ってしまう事もあります。

しかし、風邪が治っても奥歯の痛みがそのまま残る場合には、やはり虫歯やその他の原因を考える必要があるでしょう。

風邪が原因で奥歯も痛んでいる場合には、上顎の奥歯の痛みを訴えて、歯医者さんにかかる方が多いようです。

3-3 耳が痛い

軽い虫歯や、単純に歯肉炎による歯茎の腫れで耳が痛むような事はあまりありませんが、抜歯が必要な程の虫歯がある場合には、耳にも痛みが出てきます。

深刻な虫歯を放置してしまうと、歯根の先端に膿瘍を形成する恐れがあります。膿瘍が急性化する事により、炎症が周囲に広がった結果、耳に痛みを伴うものと考えられます。

4.まとめ

前歯とは異なり、奥歯は痛みの原因を見つけるのが難しいスポットです。長い間、痛みを抱え悩んでいる方もいらっしゃいます。痛みが続き、原因が特定できない場合には、一度セカンドオピニオンを求めてみるのもいいでしょう。

QAサイトで奥歯の痛みについて質問している方がいますので、そちらも参考にしてください。

『奥歯の痛み』に関して、歯医者さんの回答を見る

ページトップへ