再着色防止で効果持続!ホワイトニング後の飲食はここに注意

ホワイトニング後 飲食
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白い歯を求めてせっかくホワイトニングを受けたからには、その効果をできるだけ長く良い形で持続させたいもの。そのためには、ホワイトニング後の生活で気をつけるべきポイントがあります。最大の要注意ポイントが、ホワイトニング後の飲食について。うっかり特定のものを食べたり飲んだりしてしまうと、せっかくホワイトニングで白くなった歯に着色が起きてしまうことがあるのです。ホワイトニング後に摂っていいもの、いけないもの、また施術後どの程度の期間制限を設けるべきなのかなど、ホワイトニング後の飲食について、気をつけるべきポイントをまとめました。

1.ホワイトニング後の飲食には注意が必要

1-1特にホワイトニング後2日間の飲食は要注意

内容 歯医者さんで行うホワイトニング(オフィスホワイトニング)を受けたあとは、30分ほど一切の飲食を避けなくてはなりません。その後は食べたり、飲んだりしてもOKですが、2日間ほどは食べるもの、飲むものに注意する必要があります。オフィスホワイトニング施術後48時間は、特に歯が着色刺激を受けやすい状況にあるためです。

1-2 ホワイトニング後の歯は着色しやすい状態

内容 ホワイトニング後の歯は着色しやすい状態になっており、飲食に気をつける必要があります。通常、歯の表面には唾液成分から作られる「ペリクル」という膜が形成されていて、これが汚れを吸着し、歯を着色から守ってくれています。ホワイトニングすると、薬剤によってこの「ペリクル」が取り去られ、エナメル層がむき出しに。この状態の歯が着色物に接すると、ダイレクトに着色物を歯に吸収してしまいます。せっかくホワイトニングで白くした歯も、着色してしまっては台なしです。

1-3特定の食物が歯の着色の原因になってしまう

内容 食べ物や飲み物のなかには、特に着色物を多く含むものがあり、特にホワイトニング直後の摂取は避けるべきです。特定の飲食物に含まれる着色物が、ホワイトニング後の「ペリクル」が失われた歯に触れることは、歯の着色の原因にも。ホワイトニング剤によって除去された「ペリクル」は、術後12〜24時間をかけて再生されます。この再生が完了するまでは、着色物を多く含む食べ物や飲み物を口に入れることは、避けたほうが良いのです。

1-4施術後の飲食で効果の持続期間が変わる

内容 一度ホワイトニングを受ければ、白くなった歯は永遠に白いままというわけではありません。汚れや着色物の付着により、ホワイトニングで白くなった歯も徐々にその白さを失ってしまうのです。一般的に、オフィスホワイトニングの効果は3ヶ月から10ヶ月程度持続すると言われています。とはいえ、飲食や歯磨きなどの生活習慣により、効果の持続期間は異なります。歯のホワイトニング効果を持続させるのは、普段の心がけとお手入れ次第なのです。

2.ホワイトニング後に避けるべき飲食物

ホワイトニング後 飲食

2-1色の濃い飲食物

内容 まず一番に避けるべきなのは、見た目に濃い色をした食材や調味料。緑黄色野菜や味噌、醤油、ソースなどの色の濃い調味料、カレーなどは、ホワイトニング後の食事から除くべきです。こうした色の濃い食材や調味料では、口の中の唾液にその色が移ります。色づいた唾液に触れることで、デリケートなホワイトニング後の歯に、着色が起こってしまうのです。

2-2ポリフェノールやアントシアニンの含有物

内容 健康効果を持つといわれるポリフェノールやアントシアニンですが、同時に歯に着色汚れをつけやすい成分でもあります。ポリフェノールを豊富に含む赤ワインやココア、チョコレート、アントシアニンを含むブルーベリーやなす、黒豆などの食材は、ホワイトニング後に飲食しないように心がけましょう。

2-3タンニン、カテキンを含む飲食物

内容 緑茶やコーヒー、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶なども、ホワイトニング後48時間は避けたほうが無難です。これらにはカテキンやタンニンという成分が含まれていますが、タンニンはポリフェノールの一種で、いわゆる「しぶ」と呼ばれる成分。湯のみ茶碗に茶しぶがつくように、歯にも着色汚れを残してしまうのです。

2-4イソフラボンを含む飲食物

内容 見た目の色は薄くても、イソフラボンを含む飲食物には要注意です。豆腐、納豆、豆乳などに豊富に含まれているイソフラボンは色素沈着の元となるポリフェノールの一種です。一見白い豆腐や豆乳は着色汚れと無縁のように思えますが、歯を黄ばませてしまうので、ホワイトニング後の摂取は避けましょう。

2-5酸性の強い飲食物

内容 「ペリクル」が剥がれたデリケートな状態の歯に、刺激を与えてしまう酸性の強い飲食物も避ける必要があります。酢やレモン汁など酸性の素材を使った調味料はもちろん、ビタミンC含有の栄養ドリンクや炭酸飲料にも注意しましょう。

3.ホワイトニング後におすすめの飲食物

ホワイトニング後 飲食

3-1薄い色や白い飲食物を

内容 ホワイトニング効果を長持ちさせたいなら、特に施術後48時間は色素沈着を起こしにくい飲食物を選んで摂取するのがおすすめです。基本的には色の薄い食材や白い食材を選べばOKですが、豆腐や豆乳などは白くても着色の原因となりがちなので注意が必要です。

3-2朝食ならごはんかパンと牛乳に

内容 色の白い米飯やパンは、色素沈着の恐れが少ないため、ホワイトニング後にも安心して食べることができます。とはいえ、色の濃い海苔や佃煮、アントシアニンを含むブルーベリージャムやいちごジャムなどをつけてしまっては着色の原因にも。飲み物として色の白い牛乳はOKです。

3-3パスタや麺類も色の薄いものを

内容 ランチに食べることの多いパスタや麺類も、色の薄いものを選んで食べる必要があります。パスタでは色の濃いソースや酸味の強いトマト系ソースは避け、ホワイトソース系のメニューを選ぶのがおすすめです。ラーメンも同様に醤油や味噌ではなく、塩で調味したものを選びましょう。色の白いうどんは着色の恐れが少ないためおすすめできます。

3-4肉料理、魚料理はタレより塩こしょうを

内容 メイン料理を選ぶ際には、色の濃いタレで調味したものではなく、塩こしょうでシンプルに味つけした料理を選びましょう。焼肉、焼き鳥などは、「タレより塩」と覚えておくと良いでしょう。

3-5生野菜はドレッシングよりマヨネーズで

内容 サラダなど生野菜を食べる際には、トマトなどの着色しやすい食材を避けることはもちろん、酸の強いドレッシングにも気をつける必要があります。比較的酸が弱く、着色しづらいマヨネーズをかけて食べるのがおすすめです。

3-6ワインは赤より白、お茶がおすすめ

内容 ホワイトニング後にワインを飲むならポリフェノールを豊富に含む赤ワインより白ワインを選ぶべき。タンニンやカテキンを含むお茶類やコーヒー、炭酸飲料なども避ける必要があります。ホワイトニング後の歯にとって最も着色リスクの低い適した飲み物は水です。できれば飲み物は水を選ぶようにしましょう。

4.着色しやすい飲食物を避けられない場合は

4-1摂取前に水を一杯飲んで着色予防

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内容 ホワイトニング後に、どうしても色素沈着のリスクが高い飲食物を摂取しなければならない場合は、できれば摂取前に水を一杯飲んでおきましょう。着色汚れは乾燥した状態で起こりやすい傾向があります。口腔内を湿らせておくことで、色素沈着を起こりにくくすることができるのです。また、牛乳を飲んで歯を

コーティングしたり、ハイドロキシアパタイト配合などのコーティング効果を持つ歯磨き粉を歯に塗ってから飲食する方法も有効です。

4-2摂取後はうがい、できれば歯磨きを

内容 ホワイトニング後に色素沈着リスクのある飲食物を摂取してしまったら、なるべく早くうがいや歯磨きをして、着色物を口の中から取り去りましょう。食後5分以内に水でうがいをするだけでも効果がありますが、できればホワイトニング効果のある歯磨き粉を使って歯磨きをするのがおすすめです。

4-3歯医者さんで定期的にクリーニングを

内容 歯医者さんで歯のクリーニングを受けるのも、着色汚れを取り去るうえで効果があります。ホワイトニング効果をできるだけ長持ちさせたいなら、月に一度など、定期的に歯のクリーニングを受けるのがおすすめです。

5.まとめ

ホワイトニング後 飲食

オフィスホワイトニング後の歯は、エナメル質が露出したデリケートな状態。術後30分ほどは飲食を避け、通常の状態に再生するまでの48時間程度は、口の中に着色物を入れないように、飲食物選びに気をつける必要があります。ホワイトニング後に食べたり飲んだりしてはいけないもの、逆に飲食してよいものを知り、ホワイトニング効果をできるだけ持続させるように心がけましょう。

執筆者:歯の教科書 編集部

執筆者:歯の教科書 編集部

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