せとうみ歯科医院は、院長の足利新先生が生まれ育った広島県呉市で2014年に開院した歯科医院です。
海をモチーフにした院内はバリアフリーで、子ども連れの方でも通いやすいよう配慮されています。
治療の前に歯石をきちんと取ることを徹底するなど基本も大切にしている足利先生に、診療のモットーや患者さまと接するうえで配慮していることなどを詳しくお伺いしました。
まず痛みを取り除き、ていねいな説明でできる限り患者さまのご要望に応える治療を心がけています
また、当院では歯周病治療の際だけでなく、虫歯の治療などにおいても「歯石をきちんと取ること」を治療に入る前の基本として行っています。
歯石は細菌のかたまりですから、そのままにしておくとせっかく虫歯を治療してもまた感染してしまうことにもなりかねません。急を要する痛みがない場合には、まず歯石の除去から始めることが多いですね。
そのうえで患者さまのお口の中の現状をお伝えし、治療内容や治療方針についてできるだけていねいに説明するように心がけています。診療チェアの前に大きなモニター画面がありますので、説明の際にはレントゲン写真などを見ていただきながら行っています。
初診の患者さまが不安を感じる理由としては「痛み」に対する部分が大きいと思いますので、痛い時は我慢しないようにお伝えしています。また、時には麻酔をしても痛みを感じることもありますので、そのような場合には無理に治療をしないようにしています。
待合室にある絵本なども診療室に持ち込んでいただいて構いませんし、診療ユニットのうち二つはアニメのDVDが見られるようにもなっています。
また、治療が終わったあとも「また来たい」と思えるような楽しみを設けております。
足利 新先生の経歴
2002年 神奈川歯科大学 卒業
広島大学大学院医歯薬学総合研究科 歯周病態学分野 入学
2006年 広島大学大学院医歯薬学総合研究科 歯周病態学分野 卒業(博士号取得)
広島大学病院 歯周診療科 医員として勤務
2007年 日本鋼管福山病院 歯科 勤務
2014年5月 せとうみ歯科医院 開院
現在に至る
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歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。