伊藤歯科医院は、1989年に開院し歯科診療を通して健康をサポートし続けています。地域密着型の歯医者さんとしてコミュニケーションを大切にし、どなたでも気兼ねなく受診できるような空間を作り上げています。
院長の伊藤先生は、患者さんに寄り添った診療を常に心がけています。患者さんの要望にはできる限り応えたいという思いがあり、実際に「詰め物の良い状態が10年以上保てた」という患者さんから喜びの声もあったとのこと。
この記事ではそんな伊藤先生に、歯科医師としての思いやこだわりについてお伺いしました。
患者さんの思いを大切にし、寄り添った治療を行う地域密着型の歯医者さんです
歯の教科書 編集部
治療方針、理念をお聞かせください
伊藤 健二先生
当院では患者さんの声をよく聞くことを大切にしています。なにが気になって来院されたのか、問診票に書かれた情報だけでは全てを把握することはできません。
患者さんの中には症状さえ改善されれば良いという方もいれば、不安に感じているけれどそれをうまく説明できないという方も多くいらっしゃいます。そのためできる限りお気持ちをくみ取れるよう努めています。初診時だけでなく次回以降もお話を聞いているので、いつでもご相談ください。
歯の教科書 編集部
治療説明の際に工夫していることは何ですか?
伊藤 健二先生
患者さんが納得できるような説明を心がけています。レントゲン写真や口腔内写真、症例写真など多くの視覚情報を用意し、タブレットでお見せしています。また詰め物など、サンプルがあるものはサンプルもお見せします。患者さんも実際に見ることで治療のイメージを持ちやすくなるのではないでしょうか。
またその場限りの処置ではなく、しっかりと原因を追究し、それもお伝えしたうえで治療に進んでいます。
歯の教科書 編集部
予防に注目しているとのことですが、具体的な取り組みを教えてください
伊藤 健二先生
定期検診は半年から1年に1回のペースを目安に受診できるといいでしょう。予防歯科ではブラッシング指導を熱心に行っています。自分ではしっかり磨けているつもりでも、実際は磨き残しがあるという方がほとんどです。そこで染め出しをしたり、手鏡でお口の中を見たりしながら、お口の現状や歯磨きの癖を把握します。そして、それを改善できるようなブラッシング指導を行っていきます。
さらにクリーニングを行い、セルフケアで落とし切れない汚れまで除去していきます。歯と歯茎の隙間まで清潔に整え、トラブルのリスクを軽減させます。
伊藤 健二先生の経歴
1982年 日本歯科大学 卒業
1982年~1985年 鶴見歯科 勤務
1985年 えばた歯科 勤務
1989年 伊藤歯科医院 開業
現在に至る
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歯の教科書では、読者の方々のお口・歯に関する“お悩みサポートコラム”を掲載しています。症状や原因、治療内容などに関する医学的コンテンツは、歯科医師ら医療専門家に確認をとっています。