歯の教科書・監修医「松尾歯科医院」松尾通先生

プロフィール紹介

経歴

1963年 日本歯科大学 卒業
1965年 東京医科歯科大学専攻科 修了
1968年 松尾歯科医院 開設

主な資格と所属先

歯学博士 学位受領
日本歯科審美学会 認定医・顧問
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
日本歯科東洋医学会 認定医・顧問

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「歯の教科書」監修医として、松尾先生が思うこと

監修医を引き受けた理由

正しいことを多くの人に伝えるために引き受けました。伝えることと伝わることは違います。伝えても伝わらなかったらしょうがないでしょう? だから伝えたいことがきちんと伝わるために、いろいろな手段を取った方がいいと思うんです。

なるべくやさしい言葉で歯科に関する情報を提供する。私が持っている情報を自分だけのものにしないで、なるべく多くの人に知ってもらいたいんです。

歯の教科書のような医療情報を載せるサイトに先生が求めていること

「伝えることと伝わること」は違います。伝えられたのに伝わらない言葉の壁がある。何か分かんない、理解できないとかいろいろなことがあると思います。なるべくやさしく分かりやすく、患者さんに伝わるようにしてほしいです。

記事の監修を行う上で先生が気を付けていること

医療情報ですから間違っていたらいけません。事実に基づいた、あるいはエビデンス(効果があることを示す根拠)に基づいたことをお話ししなきゃいけないと思っています。

デンタルIQを見れば、日本は欧米と比べて先進国ではない~スペシャルインタビュー

松尾先生写真_トップ

白い歯と美しい歯並びを意識したことはありますか? 俳優や女優であれば気になるところではありますが、多くの人はあまり気にしていないようです。身だしなみチェックでも後回しにされがちな歯の美しさ。それでも見た目の第一印象を大きく左右するのです。

アメリカの美容診療学会会長スマイゲル博士に師事した美容診療の草分け的存在の松尾通先生に、美容診療についてお聞きしました。

アメリカで学び、日本へ。「日本の美容診療」への熱い思い

先生は早くから美容診療に注目してきましたが、きっかけはなんでしょうか?

私は1980年代からアメリカのニューヨークによく行っていて、ASDA(米国美容診療学会)に出入りをしていました。会長を務めているスマイゲル先生との出会いがあって、「君、興味があるなら私の診療所へ見学に来い」と声をかけてもらって、それがきっかけで、ASDAの学会には必ず出席して勉強させてもらうようになりました。

ASDAの中に身を置いているうちに、「この波がきっと日本にも10年くらい遅れて来るな」と感じました。アメリカで得た情報をなるべく日本に持ち帰って伝える努力をして、1988年には日本歯科審美学会を設立しました。

※米国美容診療学会(ASDA)はアメリカの美容診療の学会のことで、1975年にスマイゲル博士が創設。

日本は芸能人でも歯並びや歯の白さに無頓着な人が多い

アメリカのような歯科診療先進国と比べると、日本の美容診療の考えは遅れているのでしょうか?

(日本は)デンタル IQ(虫歯や歯周病、予防に体する理解力と認識度)はかなり低いという気がしますね。日本の芸能人であっても、歯並びや歯の白さに無頓着な人をテレビで多く見かけます。アメリカではあり得ないことですね。あちらでは、歯並びが悪いのはもう病気として扱われます。

例えば、子どもの歯並びが悪いのを放置していれば、子どもがかわいそうだと親が非難されることもあります。ところが日本ではあまり気にしない。「歯がきれいに並んでいればいいのに」という思うくらいです。

美容診療が日本にも広まり出した1990年代から30年近く経ちます。日本でも、美容診療に対する考えや要望の変化は見られますか?

歯の美しさに対する意識はだいぶ上がってきたように思います。ただし、美容診療はお金がかかるという概念があるから、お金をかけてまできれいな歯に治すことになかなか踏み切れない方たちもいっぱいいるわけです。

歯科医療は内科医療と比べてもお金がかかります。なぜかというと材料がかかるし、歯の型を取らなきゃいけない、模型も作らなきゃいけない。色んな作業があります。歯科医療は手仕事だから基本的にお金がかかります。そこは理解していただきたいと思います。

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