親知らず

親知らずの治療で知っておきたい、歯医者さんの最適な選び方

親知らず_選び方

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親知らずと一口にいっても、人によってさまざまな生え方がありますし、治療法やリスクも多種多様です。満足のいく施術を受けるためにも、親知らずの治療をするときは、そういった問題をしっかりと説明してくれる歯医者さんに、お願いしましょう。

ここでは、親知らず治療を依頼する際の、歯医者さんの選び方を紹介します。正しい知識を身につけ、よりよい治療を受けることができる歯医者さんを選ぶようにしてください。

また、下記のバナーから、親知らずの悩みや相談に最適な歯医者さんを探すことができます。ぜひご覧になってください。

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1.親知らずの治療ができる歯医者さん

急に痛みを覚えることが親知らずの特徴ですが、痛くなったら歯医者さんへというのは誰でも思いつくことでしょう。しかし、実は口腔外科を受診するという選択もあります。一般歯科と口腔外科ではそれぞれ、どのような治療を行っているのでしょうか。

1-1 親知らずはどこで治療できる?

一般歯科と口腔外科でそれぞれ行われている親知らずの処置の仕方について、ここで紹介していきます。

一般歯科

一般歯科とは、虫歯や歯周病の治療を主に行っている歯医者さんのことです。つまり、いつも利用している歯医者さんで、そのまま親知らずを治療してもらうことももちろんできるのです。

気心が知れたかかりつけの歯医者さんに診てもらえれば、精神的にもリラックスすることができるでしょう。しかし、反面、難しい生え方をしている親知らずには対応できないなどのデメリットもあります。

口腔外科

親知らずの治療には、口腔外科を選択するというのもひとつの方法です。口腔外科というと、あまり耳慣れないかもしれません。街で見かける看板をよく観察してみると、少数ながら開業医も存在していますが、口腔外科の多くは大学病院となります。

メリットとしては、最新設備を利用した高度な治療を受けることができるという点です。ただ、大学病院というと、なかなか家の近所にないという場合もありますし、通院しづらい側面もあります。

1-2 症状に合わせて一般歯科・口腔外科を選ぼう

上記の通り、親知らずの治療は、一般歯科もしくは口腔外科で受けることになりますが、どのような場合にどちらを受診すればいいのが、ここで紹介していきます。

親知らずが真っすぐ生えている

親知らずと一口にいっても、実はさまざまな生え方があります。たとえば真っすぐに生えている親知らずならば、問題が深刻化することはあまりないので、一般歯科で治療を受けてもかまわないケースがほとんどです。かといって、口腔外科での治療はNGというわけでもなく、どちらでもかまいません。

親知らずが斜めや横向きに生えている

親知らずは、斜めまたは横向きに生えてくることもあります。そうなると、親知らずの前の歯が炎症を起こしてしまうこともあり、治療は非常に難しくなってきます。多くの場合、親知らずを抜くことになるので、抜歯経験が豊富な口腔外科を選ぶことをおすすめします。

そうはいっても、親知らずは外から見ているだけではどう生えてくるかわからず、レントゲン写真を撮って初めて発覚することもあります。まずは、いつも通っている一般歯科で相談をして、場合によっては口腔外科を紹介してもらう、というのもひとつの方法ではあります。

1-3 口腔外科を取り扱う病院と選び方

口腔外科には、個人病院と大学病院があります。個人病院には個人病院ならではのメリットがありますし、一方の大学病院にも大学病院ならではのメリットがあります。どのような点に注意して、選択すればいいのでしょうか。

個人の歯科医院

あまり数は多くありませんが、個人で開業している口腔外科もあります。もし、家の近くで通いやすい個人病院を見つけたならば、利用してみるのもいいかもしれません。また、なるべく早く抜歯してしまいたいというような希望があるならば、個人病院がおすすめです。

大学病院は予約してから診察までに時間がかかることがほとんどですし、治療内容も診断や検査を何度もした後に、やっと抜歯ということも少なくありません。個人病院ならば、そういった煩わしさは軽減できるでしょう。

大学病院

大学病院は、問診や検査にじっくりと時間をかけるので、抜歯までには何回か通院することが必須です。スピードでは満足できないかもしれませんが、あらゆるリスクを想定した丁寧な治療を受けることができるというのはメリットでもあります。

しかし、医療機関であると同時に教育機関としての側面も大きく、口腔内の大変な疾患のために受診している患者さんも多いので、親知らず程度では研修医が担当になることがほとんどです。それでも十分、高度な治療を受けられることにかわりはありませんし、担当医を指導しているのはキャリア十分な教授なので、必要以上に不安に思うことはありません。

2.親知らずの治療をする歯医者さん選びのポイント

歯医者さんといってもさまざまですが、なかでも親知らずの治療を依頼する際の医師の選択で、気をつけるべきポイントを解説します。

2-1 口腔外科を専門に学んでいる

口腔外科とは、口の中、顎、顔面とその周辺にあらわれる疾患を扱う診療科のことです。歯学部でも医学部でも学ぶことができますが、口腔外科医の多くは歯学部出身です。

また、まれに医師免許、歯科医師免許のダブルライセンス保持者もいます。親知らずの治療をするならば、たとえ一般歯科を受診するのであっても、口腔外科を専門に学んだ経験のある歯医者さんに依頼することをおすすめします。

2-2 抜くべきか否かの理由を伝えてくれる

親知らずの治療は、突き詰めれば、歯を残すのか抜歯してしまうのかの二択につきるといっても過言ではありません。患者さんの中には「絶対に抜歯はイヤ」という人もいますが、何がなんでも抜かないというのはかえって危険です。症状によってはどうしても抜歯しなくてはいけないこともあるのです。

親知らずの治療は、その症状にあわせて間違いのない治療法を選ぶことが非常に重要です。たとえ患者さんが希望していなくても、抜歯が必要となったならば、なぜその結論にいたったのか納得できる理由を説明できる歯医者さんを選びましょう。

2-3 抜歯の難易度および治療方法についての説明があるか

抜歯と一口にいっても、その難易度は実に幅広いものです。どれくらい難しいのか、具体的にどのような手術をするのか、どのようなリスクがあり、手術後にはどんな問題が発生する可能性があるのか、ひとつずつ丁寧に説明してくれる歯医者さんならば安心です。

2-4 アフターケアは整っているか

抜歯をすれば、かなりの確率で腫れますし、痛みを感じて当たり前です。腫れや痛みが出ることが問題なのではなく、そのような時にいかに迅速に対応してくれるかという、アフターケアの充実度も見逃せないポイントです。

なかなか予約がとれない人気の病院は、それだけ良い治療を行っているのかもしれませんが、いざという時にどれだけ個別に対応してもらえるのか不安がないわけではありません。

3.まとめ

親知らずの治療は、他の歯の治療とは異なる点が多々あります。必ず治療経験や専門知識が豊富な歯医者さんに相談するようにして、無用のトラブルを回避するようにしましょう。抜歯ひとつとっても、安易な方法では歯茎の炎症を起こして大変な痛みが生じてしまうことも珍しくありません。

無痛というわけにはいかないかもしれませんが、できるだけストレスが少なくてすむように、しっかりとした歯医者さんを選ぶことが非常に重要なのです。