歯の異変

歯が抜けた!今すぐ出来る3つの対処法と原因とは

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歯が抜けた!!困るのは、見た目だけではありません。実は、歯が抜けると、その周りの歯がズレて、噛み合わせが悪くなり、虫歯や歯周病になりやすくなります。なので、歯が抜けてしまったのであれば、歯医者さんで見てもらうことが一番安心出来る方法です。

しかし、なかなか行く時間がない、目立たない所だからと、さまざまな理由で放置してしまうかもしれません。しっかりと歯医者に行く前に自分で出来る応急処置をして悪化を防ぐことが大事になります。

この記事では、歯が抜けた時の対処法や原因などをお伝えします。しっかりと理解することで、歯が抜けた場合に落ち着いて対処することができます。歯医者での治療がスムーズに行えます。

1.自分で行う応急処置
2.歯医者で行う応急処置
3.歯医者での治療方法
4.歯が抜けてしまう原因
5.まとめ

1.歯が抜けた時に自分で行う3つの応急処置

歯が抜けたときに歯医者に行くまでに時間がかかる、歯医者が休みなど、さまざまな理由ですぐに行けない時に自分でやるべき対処法を3つ紹介します。今後、治療がスムーズに行えるように、また痛みを和らげるために、まず自分でやるべき3つの対処法です。あくまで一時的な応急処置ですので、処置後は歯医者に行って治療しましょう。

1-1 歯の抜けた箇所を止血する

歯が抜けた場合に血がでていたらまずは止血を行ってください。ガーゼなどで抜けた箇所を圧迫して血を止めてください。抜けた箇所に血が固まらないようにしましょう。

1-2 口内を清潔に保ち、悪化を防ぐ

軽くうがいをして、口の中を清潔に保つように心がけましょう。歯ブラシや爪楊枝などで歯が抜けた箇所を触ったりして、傷をつけないようにしましょう。感染症などを引き起こす可能性があります。

1-3 抜けた歯の対処法

口の中の応急処置を終えたら、抜けた歯もしっかり対処していきましょう。

  • まず、抜けた歯を水道水で20秒程度すすぐ。
  • 抜けた箇所に、歯を差し込む。

抜けた歯に、砂や汚れが付着していたとしても、石鹸やアルコールなどを使わずに、流水で洗い流します。歯をガーゼなどで持って、抜けた歯の所に合わせるように差し込みましょう。元の位置に戻るようなら、その方法が一番いい応急処置です。

◆元の位置に戻らない場合

抜けた歯を乾燥させないようにしましょう。牛乳もしくは生理食塩水に漬けて保存しておき、抜けた歯や口の中を歯医者に行く前にしっかりと適切な処置をして保存しておくことで、歯医者で治療してもらうときにスムーズに治療が進み、抜けた原因や病気などのチェックもしてもらえます。

2.歯医者が行う歯が抜けたときの応急処置

歯医者での応急処置は歯が抜けた原因や抜けた箇所によって対応が変わり、主に消毒や縫合、または抗生物質などを処方します。ここでは、ケガなど、または歯周病で歯が抜けた場合の応急処置をお伝えします。

ケガなどで歯が抜けた場合は、周りの歯と抜けた歯を接着剤や針金を使って固定します。歯が抜けた部分の骨をレントゲンで確認し、問題が無ければ抜けた歯をきれいに消毒して、麻酔した後に抜けた歯を元の位置に戻します。

だいたい10~14日程度で固定している針金を取り除き、歯の神経の治療や、必要な場合は神経を抜き取る処置をして経過を見ます。また、抜けた歯が戻らない場合は、大きく抜けた箇所の縫合します。

3.歯医者でしっかりと治療する方法

応急処置のまま、接着剤などで貼り付けたままにしておく人もいますが、物を噛む時や、強い力が加わった場合に取れる可能性があります。治療の選択肢としてはインプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあり、それぞれの治療法を紹介します。

インプラントブリッジ入れ歯
価格帯自由診療
300.000~450.000円
保険診療
20.000~30.000円
保険診療
8000~10.000円
メリット・天然歯と変わらない
・噛み易い
・違和感が少ない
・天然の歯に近い噛み易さ
・治療期間が比較的短い
・手術の必要が無い
・誰にでも適応
・手術の必要なし
・治療期間が短い
・手入れが簡単
デメリット・外科手術が必要
・治療期間が長い
・顎の骨が正常
でないと手術不可
・支えとなる歯が必要
・健康な歯を削る
・価格によって銀歯で作成
・噛み易さの低下
・他の歯に負担がある
・違和感が生じやすい
・金属が目立つ

3-1 インプラント

インプラント

インプラントとは抜けて失ってしまった歯の箇所の骨に人口の歯根を埋め込み、その上に人口の歯を被せて取り付ける治療法です。両側の歯を削らずに抜けた箇所だけに人工歯を入れることが出来きます。

インプラントの材料にはチタンが使われていて、アレルギーの反応が少ないです。見た目の美しさや、浮かない、ずれない点などがメリットとして上げられます。

インプラントの費用に関して詳しくは「安心治療のためのインプラント“費用”全知識」を参考にして下さい。

3-2 ブリッジ

ブリッジ

抜けてしまった歯の両隣の歯が健全でしっかりしている場合にはブリッジの治療が受けられます。ブリッジとは抜けた歯の両隣の歯を削って支える台として利用し、そこに3つの人工歯を繋ぎ合わせた歯を橋(ブリッジ)のように被せて治療する方法です。ブリッジは一部の使用する素材によっては健康保険を利用することが可能です。

3-3 入れ歯

入れ歯

取り外しが可能で、自身で衛生上のメンテナンスが出来るのが入れ歯です。骨にインプラントを埋める治療をしなくても、歯を削らずに、型取りをするだけで自分の歯の代わりとなる人口の歯を得ることが出来ます。また、保険を利用して費用の負担も軽減することが可能です。

入れ歯の費用に関して詳しくは「入れ歯の費用と性能から考え抜いた選び方のポイント」を参考にして下さい。

4.歯が抜けてしまう2つの原因

歯が抜けてしまう原因は大きく分けて2つあります。外部から強い力が加わる事で歯が抜ける外傷。もう一つは歯周病で歯が抜ける場合です。抜けた原因が分からない人は、この章で歯が抜けた原因を理解し、適切な応急処置をして、自分の歯を守りましょう。

4-1 強い力が加わって歯が抜ける

交通事故や転倒、スポーツの最中など、外部から強い力が歯に加わることで歯が抜けることがあります。どんなに健康な歯であっても抜けてしまいます。歯が抜ける以外にも、強い力が加わることで歯が折れたり、歯の位置がずれる歯の脱臼もあります。

4-2 重度の歯周病で歯が抜ける

歯周病とは細菌の感染によって引き起こされ、歯と歯茎の間のお掃除が行き届かないことで炎症を起こしたり、腫れたり赤くなったりします。進行すると歯と歯茎の間(歯周ポケット)が深くなり歯を支えている骨が溶けて、最終的には歯が抜けてしまいます。

5.まとめ

歯が抜けた時、まず自分でやっておいた方がいい対処法と歯医者で出来る対処法をいくつかお伝えしました。抜けた原因によって応急処置や治療法も変わってきますが、適切な処置をとって、早めに歯医者で治療することで歯の問題を解決し、自分の歯をひとつでも多く残せるよう対策をとっていきましょう。

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