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知らないと損!東京都の歯医者さんで使える子供医療費助成

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子供が生まれて出生届を出したときに、子ども医療費助成制度を知られる方も多いと思います。簡単に説明すると、東京都内で治療を受けたとき、お子様の治療費をお住まいの地域の区で負担してくれる制度です。

でも、東京都以外で治療を受けたときなどは、区役所に申請が必要になったり、この制度で負担ができない治療もあります。その時に必要な書類や、申請の手続きをわかりやすくまとめました。

これから受給者証を作られる方にもわかるように順番に説明します。是非参考にしてみてください。

※この記事は2016年1月時点の公表されている制度を元に作成しています。

1.助成制度を適用した場合の費用について

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子ども医療費助成制度を使うと、お子様が0歳から15歳(※)の場合、保険適用範囲の治療が無料になります。

(※)…東京都23区内の千代田区のみ0歳から18歳まで対象

適用例:
小学校3年生が虫歯治療を行った場合

健康保険適用前の金額が
自己負担「初診」10,000円、「2回目以降」5,000円と想定

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上記の例ですと、合計の差が6,000円も違いがあります。
この制度は初診料からも適用になるのでかなりお得です。ただし、健康保険の効かない治療はこの制度は利用できません。次で詳しくご説明します。

2.医療費助成の適用範囲

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制度の対象となる年齢と、対象範囲は以下の様になります。

【適用範囲】
東京都内の医療機関で保険が適用される範囲の治療やお薬の自己負担の金額分

 

【対象年齢】
0歳から15歳になった最初の3月31日迄が対象。尚、対象年齢の範囲でも、子ども医療費助成の交付申請をしていないと適用にならないのでご注意下さい。

子ども医療証の範囲

・(マル乳)医療証…誕生から6歳になった最初の3月31日迄
・(マル子)医療証…6歳になってから最初の4月1日から15歳になった最初の3月31日迄
・高校生等医療証…2016年1月5日時点 東京都23区内では千代田区のみ18歳になった最初の3月31日まで医療費助成の対象

千代田区の医療費助成制度に関する詳細記事はこちら

【適用できない対象】
・健康保険の効かない治療
健康診断や乳児検診、見た目を綺麗にする審美歯科など、「治療」ではないものは、医療費助成制度の対象外です。また自費治療も保険適用にはならないので、対象外となります。

【ポイント】
・お子さんの歯列矯正治療も保険対象外になりますが、「医療費控除」の対象に入る場合があり、医療費控除申請を行えば治療費の一部が還付されます。

国税局のよると「子供の成長を阻害しないように行う不正咬合の歯列矯正のように、歯列矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象」になると書かれています。

先ずは治療として「歯列矯正治療」が必要と歯医者さんに診断していただき診断書を取得する必要性がありますので、お子さんの矯正治療をお考えの方は早速、相談を含めて診断してもらいましょう。

東京の評判の良い矯正歯科をまとめました
「矯正治療を考えている方は必見!東京のおすすめ歯医者さん7選」

・既にその他の医療費助成を受けている
「障害者自立支援医療」など、他の医療補助制度の給付を受けることが出来る場合、子ども医療費助成の対象にはなりません。

・生活保護を受けている
お子様が生活保護の対象に入られている場合も子ども医療費助成の対象にはなりません。 歯医者さんで治療を受ける際は、一度お電話して保険が適用される治療か聞いてみましょう。

【ポイント】
・医療証には有効期限があり、お子様が対象年齢の場合は毎年9月後半に新しいものが郵送されてきます。同一区内でも引越しを行なった場合は、医療証の住所も漏れなく変更手続きを行ないましょう。
・東京23区内は所得制限は設けていないので申請手続きの際に所得証明や課税証明書などは必要ありません。

3.未申請の方は要確認、医療証の交付申請手続き

3-1.医療証の交付申請手続きの場所と必要なもの

ijyoseikin2お子様がいらっしゃる方は手続き済みだと思いますが、東京23区外から転入される方は是非参考にして下さい。 交付申請は、基本的に担当窓口での手続きが必要になります。この手続きを行なうことで、医療証を発行して頂けます。

【申請窓口】
各地域の区役所など
(一部区役所から郵送されてくる場合もあります)

【交付申請の際に必要となるもの】
・お子様の健康保険証
・お子様のマイナンバー
・保護者の方の本人確認書類
・保護者の方の口座番号の確認できるもの(預金通帳など)
・朱肉で押すタイプの印鑑

区によって出生・転入日を起算日として助成対象となる期間が異なります。
また、期間についても変更される可能性が考えられるため、事前に該当の区役所等でご確認しておくとよいでしょう。

3-2.出生・転出日から一定期間経過後の助成開始対象日について

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出生・転出日から一定期間経過してから子ども医療費助成の交付申請をする場合は、申請日により助成開始日が異なります。助成開始日より前に医療機関に掛かった分は「還付手続きの対象外」となるため注意が必要です。

例:3月1日に千代田区へ転入した場合
3月に保険内治療を受診した場合、還付(払い戻し)手続きの対象にする場合は、交付手続きも3月中に行なう必要があります。交付手続きが4月以降となった場合、3月の受診分は払い戻しの対象外となるため注意して下さい。


尚、23区内でも申請日により助成開始日が異なるため、下記の表も参考にして下さい。

交付申請期限早見表

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※2016年1月時点の公表されている制度を元に作成しています。

【ポイント】
区によっては他の申請方法も受付していたり、必須のものが異なるため窓口に行く前に再度確認しておくとよいでしょう。

4.医療制度の利用方法

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引用元:全国健康保険協会引用元:青梅市ホームページ

医療証を取り扱っている医療機関で受付やお会計の際に、健康保険証と医療証の2点を掲示しましょう。掲示しなかった、忘れてしまった場合は、その場での適用はされません。また、東京都外は使用できません。

【ポイント】
医療証の取り扱いが無い医療機関と、保険適用外ものは、窓口でのお支払いが発生することがあります。不安な方は事前にかかる予定の医院が医療証の取り扱いされているかの確認と、治療時も保険適用の治療をして欲しい旨をちゃんと伝えましょう。

 5.窓口でお支払いをした場合の還付申請手続きについて

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医療証の取り扱いのない医療機関や、医療証を忘れた等で、窓口でのお支払いをした場合は、保険治療であれば一定の期間内のものは還付(払い戻し)申請を行うこと出来、治療に掛かった自己負担分が戻ってきます。 還付申請も、医療証の交付申請と同様に窓口での手続きが必要になります。

【申請窓口】
各地域の区役所など

【還付申請の際に必要となるもの】
・領収証(原本)(※)
・お子様の健康保険証
・現在有効な医療証
・保護者の方の本人確認書類
・保護者の方の口座番号の確認できるもの(預金通帳など)
・朱肉で押すタイプの印鑑

(※)…還付申請を行なう場合、領収証(原本)には「受診者氏名、領収金額、保険点数、治療年月日または領収年月日、医療機関名称、医療機関所在地、領収印など」の詳細が記載されている必要があります。

例:千代田区で医療費助成の制度が適用されている場合
3月1日に受診された場合、還付(払い戻し)対象となるのは、6月1日までとなります。還付対象の期限を超過してしまった場合、払い戻しされなくなるため注意が必要です。 還付期間 また、払い戻し期間も地域ごとに異なるため、下記の表を参考にして下さい。

払い戻し期間早見表

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※2016年1月時点の公表されている制度を元に作成しています。

【ポイント】
交付申請と同様に、還付申請も区によって必要なものが異なるため、治療を受ける前に該当の区役所へ確認しておくとよいでしょう。

6.まとめ

再度要点をまとめると、子ども医療費助成の制度を活用することで0歳から15歳(千代田区のみ18歳)の保険適用範囲の治療が無料となります。

また、あくまでも医療費助成の制度は、その地域に住む方の治療時の負担を軽減するために税金でまかなわれている制度です。 お子様が小さい頃は、いろんな病院にかかる機会も多く、歯のトラブルも沢山出てきます。治療に掛かる費用を抑える為に制度を活用して、大切な歯を守るために早めの治療を取り組みましょう。

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